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Channel: 道東の野鳥情報
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祝150回 明治公園初心者向け定例探鳥会

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2015年7月19日(日)   報告: イーグル・根室自然野鳥観光推進員S.A

<明治公園定例探鳥会 150回記念>

明治公園での初心者向け定例探鳥会は、2007年6月に第1回目を開催し、
今回で150回の節目を迎えました。
これまでに、のべ1,534名の参加をいただき、93種の野鳥を確認することが
できました。

これまで、市民の皆様やバードウォッチングに根室の訪れた方など多くの方々に
ご参加いただきありがとうございました。
150回目となる今回は、参加された13名の方に、記念のバッチとちょっとした
野鳥グッズのプレゼントを差し上げました。
また、今回参加された方で、これまでの参加回数が一番多い方に野鳥が
デザインされたTシャツをお贈りしました。

来月より、月2回の開催のうち1回を「根室市民の森」に変え、よりさまざまな野鳥に
親しめるよう発展、継続させていきます。
今後も根室の野鳥に親しんでいただけるよう努力してまいりますので、
よろしくお願いします。

参加者13名 確認種19種

キジバト
カッコウ
アマツバメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒガラ
ウグイス
シマセンニュウ
コヨシキリ
コムクドリ
ノゴマ
ノビタキ
スズメ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ

★☆  根室市 初心者向け探鳥会  ☆★
 ●明治公園
   毎月第日曜日 噴水前集合
   (8/9、9/13、10/11、11/8、12/13、1/10、2/14、3/13)
 ●根室市民の森
   毎月第日曜日 駐車場集合
   (8/16、9/20、10/18、11/15、12/20、1/17、2/21、3/20)

 ■時 間: 4~10月: 時から   11~3月 : 時から  
               ※2時間程度 案内付きで観察します
 ■参加費: 無 料  ■申し込み: 不 要
 ■持ち物: 筆記用具・お持ちであれば双眼鏡
 ■主 催: 根室市・日本野鳥の会根室支部

明治公園探鳥会 150回目の参加者で記念写真

記念にバッチとちょっとした野鳥グッズのプレゼント

ノゴマ ≪Siberian Rubythroat≫


根室市桂木の浜・南部沼  454,047

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2015年7月21日(火)  報告:根室自然野鳥観光推進員S.A

シギ・チドリが渡ってきました。

<根室市牧の内 桂木の浜>
メダイチドリ     60羽+
ミユビシギ      10羽-
トウネン       20羽+
ウミネコ
オオセグロカモメ
オジロワシ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
ハクセキレイ

シギ・チドリが渡ってきました

ミユビシギ(奥) ≪Sanderling≫
トウネン(手前) ≪Red-necked Stint≫

メダイチドリ ≪Lesser Sand Plover≫

渡りの途中、ゴカイのなかまを食べて栄養補給

コチラは、ヨコエビのなかまを食べて栄養補給

オジロワシ ≪White-tailed Sea Eagle≫



































































































<根室市牧の内 南部沼>
カイツブリ  
キジバト
タンチョウ
カッコウ
アマツバメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
ショウドウツバメ
シマセンニュウ
ノゴマ
ノビタキ
スズメ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
オオジュリン

カイツブリのヒナ ≪Little Grebe≫


落石ネイチャークルーズAM便 速報 454,442

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2015年7月23日(木)
<落石ネイチャークルーズAM便>  Byイーグル
今日は島が全然見えないほどの濃霧の中での運航となりました。小さなうねりはありましたが、コンディションは悪くありませんでした。

いつもよりフルマカモメが活発で、落石の漁港内にまで入って来ていました。
フルマカモメの様な外洋性の強いミズナギドリ類が漁港の中に入るのは非常に珍しい事だと思います。漁港内にクラゲが沢山いたわけでもありませんでした。

島への途中はフルマカモメの他にはウトウ・ケイマフリに加えウミガラスが1羽出ただけで、濃霧の割には海鳥の活動は低調でした。

2島の間の海峡の入口付近に到着後も、海鳥の数はまばら。エトピリカの姿も見えません。時間を延長して粘り強く捜索しましたが、とうとう最後まで見つける事が出来ませんでした。
途中1度だけ濃霧の中からエトピリカ(1)が飛び出し、我々の船の上空を横切りましたが、ほんの一瞬の事でしたので、皆様、見た気にはなられなかったのではないでしょうか。

今日は最後まで濃霧が晴れず、ちょっと残念な結果に終わってしまいました。

≪確認種≫
フルマカモメ(100+)  *内白色型2
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ(100+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(F1)
アマツバメ(2)

納沙布岬ハイド(巡回)454,721

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2015年7月24日(金)
<納沙布岬ハイド>   Byイーグル
ハイドには長時間滞在していましたが、頻繁に訪れる一般観光客の皆様のご質問にお答えしていると、時間がすぐにたってしまいます。
やはり、日本最東端の地を踏み、「北方領土」を快適なハイドの中から観察するオンリーワン体験には格別のものがあるのでしょう。

今日はほとんど無風状態で波もなし。おかげで海鳥たちは非常に低調でした。
ウトウ・ケイマフリ・フルマカモメなどは陸から見ることが出来ました。

【観察種】
ウミウ
ヒメウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
フルマカモメ
ウトウ
ケイマフリ
ショウドウツバメ(2)
フルマカモメ
Northern Fulmar

ウトウの群れ。
Rhinoceros Auklet

ウトウ
Rhinoceros Auklet

落石ネイチャークルーズAM便  455,016

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2015年7月25日(土)
<落石ネイチャークルーズAM便>   Byイーグル
今日は団体さんと個人のお客様のミックス・クルーズでした。
2隻で運航。
風・波共になく、終日曇り空。気温・海水温ともに高め。霧も少し出ていましたが、視程は500m以上確保できていました。まさに、ベストに近いコンディションでした。

こんな日は、海鳥の数が多いものですが、やはり今日も。2時間半の運航時間中ずーっと何かが出続けてくれていて、海鳥好きには、こたえられないとても楽しいクルーズとなりました。

フルマカモメは港のすぐ外から沖合にまで「どこにでもいる」状態。
ヒレアシシギの100-200羽の群れも序盤から終盤まで、切れ目なくいくつも見られました。

エトピリカも5羽と数は少な目でしたが、活発に船の周りを飛び回ってくれたり、モユルリ島の屏風岩手前では7mの近さで羽繕いをしてリラックスした表情を見せてくれるなど、とても、有意義な時間を過ごせました。

海鳥初心者の多い団体さんでしたが、高齢な方を含め、自然観察に対して前向きな方ばかりでした。海鳥だけでなく漁業活動についてのご質問もお答えし、今日は話題的に幅の広いガイドをすることができました。
今日は今シーズン初めてカマイルカの群れにも遭遇致しました。

≪確認種≫ *2隻分合計
ハシボソミズナギドリ(1)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(5)
ハイイロヒレアシシギ(+↓)
アカエリヒレアシシギ(1500+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(150+)
ウミスズメ(1)
ウトウ(150+)
エトピリカ(5)
アマツバメ(2)
**ゼニガタアザラシ(50+)
**ネズミイルカ(1)
**カマイルカ(20+)

ハイイロヒレアシシギ
Red Phalarope
数が多く、距離も近い。
ゼニガタアザラシは視界があればほぼ100%見ることができます。
今日は1羽のエトピリカがクロガモの群れと一緒に居ました。
エトピリカとなんとクロガモ。
日本とは思えません。
エトピリカ 。格好いい!
Tufted Puffin
船に向かって飛んでくる瞬間。
いつもテンションはMAXになります。
エトピリカTufted Puffin
潜る直前のポーズ。
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
僕の方も見てよ!

ケイマフリ
Spectacled Guillemot
個人的には 落石の海で一番好きな海鳥です。
いつみても可愛い!
リラックス・ケイマフリ
Spectacled Guillemot

リラックス・エトピリカ
Tufted Puffin
エトピリカ
Tufted Puffin

Tufted Puffin
エトピリカ
Tufted Puffin

ハイイロヒレアシシギ
かなり近くで見れます。
ハイイロとアカエリの混群。
ハイイロの方が圧倒的に数が多い。



エトピリカの動画 モユルリ島の外海にて。

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2015年7月25日(土)
<エトピリカの観察風景動画>   Byイーグル
7月25日の落石ネイチャークルーズAM便。
モユルリ島の外海、屏風岩の南方海上で出会ったエトピリカ。とてもリラックスした様子で、羽づくろいをしたり、水浴びしたりしていました。思いがけない幸運に、満員のお客様は大興奮。船内には笑顔が溢れました。

エトピリカがこちらを恐れる様子はありませんでしたが、お客様には「5分間ルール(1つの個体に5分以上執着しない)」を説明し、3分程度でその場を離れました。

落石ネイチャークルーズではこのような瞬間がよくあります。

繁殖地に近づいてエトピリカを追いかけたりするより、外洋上で休息しているエトピリカを見つけ、一程度の距離を保ちながら観察・撮影していただく。常にこの観察スタイルの確立を目指しています。
海の状況は毎日違います。1日の中でも、気候や魚の状況が刻一刻と変わります。
気温・海水温・風・波・霧・視程・小魚の位置・海流・大型船や昆布船など漁船の動向、
などを如何に正確に把握し、クルーズ船をどのコースに走らせ、観察のための位置取りをするか?

まだまだ、改善点も多く、BESTな海鳥観察クルーズとは言えませんが、「海鳥に対する畏敬の念」「海の恵みに対する感謝の気持ち」「厳しい自然に対する謙虚な姿勢」「的確で楽しくためになるガイディング」を忘れずに、より楽しく有意義なクルーズを目指し、スタッフ一同、努力を続けてゆきたいと思います。

根室市川口 川口船着場  455,236

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2015年7月26日(日)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市川口 川口船着場>
トビ
オジロワシ
コゲラ
アカゲラ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
シジュウカラ
ウグイス
センダイムシクイ
シマセンニュウ
エゾセンニュウ
コヨシキリ
ノビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
オオジュリン


落石ネイチャークルーズAM便

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2015年7月26日(日)
<落石ネイチャークルーズAM便>  Byイーグル
小雨。気温12℃と肌寒い。南東の風が強くうねりが大きかった。波2m。かなり厳しい状況の中での運航となりました。
昨日と打って変わって海鳥はほとんどいませんでした。
ただ、今日は久々にきれいなトウゾクカモメ(2)を観察。後方から船を追い越してゆきました。
ウトウ・ケイマフリの数も少なめでした。
ただ、エトピリカは順調。探し出すのに少し手間取りましたが、見つけてからは何度も再遭遇。
最短7mくらいで観察・撮影することが出来ました。
立っていられないほどの揺れの中、皆様、本当に頑張っておられました。お疲れさまでした!

【観察種】
フルマカモメ(30+)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(3)
ハイイロヒレアシシギ+アカエリヒレアシシギ(20+)
トウゾクカモメ(2)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(100+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(2)
**ラッコ(1)
**ネズミイルカ(1)
七つ岩
1年を通じ、海鳥の宝庫です
ケイマフリ
Spectacled Guillemot

エトピリカ
Tufted Puffin
大きな波をものともせずに風に向かって離水。
エトピリカT
tufted Puffin
エトピリカ
Tufted Puffin
*小魚をくわえています。

根室市民の森  455,661

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2015年7月27日(月)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市東和田 根室市民の森>
キジバト
トビ
コゲラ
アカゲラ
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ショウドウツバメ
ウグイス
センダイムシクイ
エゾセンニュウ
ゴジュウカラ
ミソサザイ
ノゴマ
ノビタキ
スズメ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ

シジュウカラの幼鳥 ≪Eastern Great Tit≫

ヒガラの幼鳥 ≪Coal Tit≫

コゲラの幼鳥 
≪Japanese Pygmy Woodpecker≫

ミソサザイ ≪Winter Wren≫

ノビタキ ≪Siberian Stonechat≫

落石ネイチャークルーズ(AM便) 速報 455,666

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2015年7月27日(月)
<落石ネイチャークルーズAM便>   Byイーグル
小雨。濃霧。気温10℃(体感)。うねり2m。
濃霧の為、視界は真っ白。島に近づいても50m位になるまで、岩肌がちゃんと見えないほどの厳しいコンディションでした。

お客様は本州からの観光客のご家族4名様。小学生のお子さんが2名でした。

当初、景観が一切見えない為、楽しんでいただけるか心配いたしましたが、終わってみると次々と魅力的な海鳥が出続け、最初から最後までガイド役も結構忙しい2時間となりました。

また、アカアシミズナギドリ・フルマカモメ・ヒレアシシギ2種等が出現。内容的にもかなり濃いめのクルーズとなりました。

特にエトピリカが良かった。1年目の若鳥や成鳥3羽を最短5mの至近距離でじっくり観察することが出来ました。

また、ラッコやゼニガタアザラシもじっくり観察していただく事ができ、お子様たちも満足された様子でした。

≪確認種≫
フルマカモメ(50+)
アカアシミズナギドリ(1)  *今シーズンの初認です。
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(1)
ハイイロヒレアシシギ+アカエリヒレアシシギ(400+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(200+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(3+若1)
**ゼニガタアザラシ(50+)
**ラッコ(1)


落石ネイチャークルーズAM便 速報 455,948

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2015年7月28日(火)
<落石ネイチャークルーズAM便>  Byイーグル
お二人で3人分の料金をお支払いになり乗船されるという本州からのすごいご夫婦にご乗船いただきました。そのお気持ちにお応えしなければなりません。
ガイド役としては、何としても有意義なクルーズにしなければなりません。
夏の海鳥シーズン真っ只中。連日の乗船で少し疲れが出てきている体にむち打ち、普段通り、気合いを入れてガイドさせていただきました。
風、うねりや波はありませんでしたが落石名物の濃霧が低く垂れこめていました。

ところが海鳥は大当たり!
出港直後より、フルマカモメ・ヒレアシシギ2種・エトピリカ(若鳥5+成鳥10)・ツノメドリ(若鳥1)・カンムリウミスズメ(冬羽10羽)・トウゾクカモメ(淡色型成鳥1)と次々といい鳥が出て、クルーズの最後まで息をつく暇がありませんでした。

特にツノメドリは若鳥でしたが、最短距離7mで3分程度じっくり観察・撮影できました。
エトピリカの方も、ユルリ島に着く前に若鳥が5羽次々と現れました。ユルリ・モユルリ島のポイント付近では、きれいにペアーになった成鳥が5組現れ、最短4mの近さで美しい姿を楽しませてくれました。抱卵時期が終了し、ペアーで行動する時期になったようです。

カンムリウミスズメはやっと例年どおり現れるようになりました。今日は1羽の単独個体が出た後、9羽の群れが船の横7mくらいのところで、何度も何度も浮沈を繰り返してくれました。場所はユルリ島南方1km位の沖合だと思われます。
後半も、ヒレアシシギの比較的大きな群れに遭遇したり、トウゾクカモメ(1)が海面に浮いていたり
最後まで息が抜けない時間が続きました。

やはり、海鳥は「濃霧」の時がBESTであることを再認識したクルーズでした。

【観察種】
フルマカモメ(100+)
ハシボソミズナギドリ(1)
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ(1)
オジロワシ(1)
ハイイロヒレアシシギ(↓)
アカエリヒレアシシギ(300+)
トウゾクカモメ(1)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(100+)
カンムリウミスズメ(冬羽1+9羽)
ウトウ(200+)
ツノメドリ(若鳥1)
エトピリカ(成鳥10+若鳥5)
アマツバメ(1)


根室市 桂木の浜・南部沼  456,039

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2015年7月28日(火)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市牧の内 南部沼>
キジバト
アオサギ
タンチョウ
ウグイス
シマセンニュウ
エゾセンニュウ
コヨシキリ
ノビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
オオジュリン

シマセンニュウ
≪Middendorff's Grasshopper Warbler≫



























<根室市牧の内 桂木の浜>
メダイチドリ      60羽+
キョウジョシギ    15羽+
ミユビシギ       30羽前後
トウネン      15羽前後
ウミネコ
オオセグロカモメ
オジロワシ
ハクセキレイ

ミユビシギ ≪Sanderling≫
メダイチドリ ≪Lesser Sand Plover≫

落石ネイチャークルーズPM便  456,248

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2015年7月29日(水)
<落石ネイチャークルーズPM便>  Byイーグル
今日は東京の大手旅行代理店主催ツアーの第4弾。24名様のご乗船をいただき、2隻で運航いたしました。ひどい濃霧。無風で波はありませんでしたので、クルーズそのものは快適でしたが、ユルリ・モユルリ島の姿は、霧が薄くなった一瞬しか見ていただく事ができませんでした。その点は残念でしたが、海鳥の方はフルマカモメ・ヒレアシシギ・ウトウ・ケイマフリなど、そこそこ出てくれました。
エトピリカもユルリ島のポイント付近で、浮遊中の2羽と飛翔している2羽を見かけました。とにかく、最後まで霧が晴れず、最近ではいちばん厳しいクルーズとなってしまいました。
【観察種】
フルマカモメ(100+)
ウミウ
ヒメウ
オジロワシ(1)
ハイイロヒレアシシギ(↓)
アカエリヒレアシシギ(400+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ケイマフリ(100+)
ウトウ(100+)
エトピリカ(4)
アマツバメ(1)
**ラッコ(1)
エトピリカ
Tufted Puffin
濃霧の日は安心して餌が取れます。
エトピリカ
Tufted Puffin
船のすぐそばに浮かび上がってきました。

7月のツノメドリ写真 456,458

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2015年7月30日(木)
<7月に見られたツノメドリ>  Byイーグル
以下は7月16日と28日に見られたツノメドリの写真です。いずれも若鳥です。
果たして同じ個体なのか?
私と船長さんは「違う個体」ということで意見が一致しましたが、濃霧の中であり確信は持てていません。
最近、濃霧の日が増えてきており観察は厳しくなってきておりますが、まだ、しばらくエトピリカと共に落石近海をウロウロしていると思います。


観察は「濃霧の日」がねらい目です!!


エトピリカなども同じですが、若鳥たちは繁殖できないがゆえに、陸地の繁殖地に近づいてくる必要は基本的になありません。海水温が高くイワシなどの小魚が豊富な「沖合」にいいればよいわけです。わざわざ陸地に近づき人間をはじめとする「外敵」に遭遇するリスクを冒す必要はありません。
しかし、気温が上昇し沿岸部の海水温まで高くなってくると、イワシなどが沿岸部に近づいてきます。また、ユルリ・モユルリ島などの存在により水深が浅いところではイワシなどが海面近くに上がってくるため採餌が容易です。そのため、沖にも沿岸部にもイワシなどがいる日でも、沖合にいるよりも採餌が容易な島の周辺に若鳥たちが近づいてくるのだと思われます。

落石の霧は、落石で発生する霧ではありません。「海霧」といい太平洋の沖合で発生する霧なのです。その海霧が「南風」の吹く日に陸地に押しやられてくるわけです。
また、南風が吹くと気温や海水温が上昇します。南風による海水温の上昇が、イワシなどを沿岸部に誘導し、それを追って若鳥が沿岸部に近づいてくる、というわけです。。

その結果、濃霧の日に若鳥に会う確率が高まるように感じられる訳なのです。

繁殖しなければならない成鳥は、沿岸部や島の周辺にイワシなどの餌が餌が来ていようが来ていまいが、とにかく6-8月の繁殖期には繁殖地で繁殖を始めなければなりません。そのため、北風(=霧りがない)の日が続きイワシなどの餌が沿岸部には少なくなると、島周辺で見かける個体はほとんど繁殖の出来る成鳥ということになるわけです。

したがって、「南風が吹き、海水温が高くイワシなどが沿岸部に近づく濃霧の日」には、繁殖できる個体と繁殖できない個体が、ユルリ・モユルリ島周辺で「合流」し、個体数が多くなるのだと考えられます。

その結果、ツノメドリ・エトピリカをはじめとする海鳥たちの観察には、人間にとっては皮肉ですが、このような濃霧の日がBESTということになるのです。



7月28日AM便
7月28日AM
7月28日AM
 7月16日PM便
7月16日PM
7月16日PM
7月16日PM

7月16日PM


7月16日PM


7月16日PM
7月16日PM



7月16日PM

最近の明治公園情報(A様ブログ紹介)

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2015年7月30日(木)
<明治公園>
以下は明治公園でほぼ毎日野鳥観察を続けておられる根室市民のA様のブログです。
http://ja8xdn8001.web.fc2.com/newpage17.html
ご一読願えれば幸いです。
アリスイを含め、道東の夏の小鳥たちのオンパレードですよ。
根室の野鳥の動向にご興味のある方は、このA様のブログも毎日チェックされることをお勧めいたします。
(イーグル)

花咲港(巡回)456,807

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2015年7月31日(金)
<花咲港>   Byイーグル
久々に落石ネイチャークルーズの運航しない日。
花咲港+車石周辺をじっくり回りました。
目新しいものは見られませんでしたが、花咲灯台付近からウトウ・ケイマフリが海上に浮かんでいるのを双眼鏡で確認できました。
また、港を取り巻く崖の割れ目にはたくさんのアマツバメが繁殖中。花咲港の中にいても、多くのアマツバメが乱舞する姿をじっくり観察することが出来ました。

≪確認種≫
ウトウ
ケイマフリ
ウミウ
ヒメウ
ハクセキレイ
アマツバメ(300+)
カワラヒワ
ベニマシコ
ノビタキ
トビ
オジロワシ(1)
アマツバメの群れ飛翔。
Pacific Swift

繁殖地の様子。花咲港。


花咲灯台。
アマツバメ
Pacific Swift

オオセグロカモメ

アマツバメの群れ
Pacific Swift

アマツバメ
Pacific Swift
花咲港の中。



根室市 歯舞・牧の内周辺 457,831

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2015年8月4日(火)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市歯舞 歯舞湿原>
キジバト
トビ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒバリ
ウグイス
マキノセンニュウ
シマセンニュウ
コヨシキリ
ノビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
オオジュリン
マキノセンニュウ ≪Lanceolated Warbler≫
餌運びに忙しいコヨシキリ
≪Black-browed Reed Warbler≫




































<根室市歯舞 ヒキウス沼>
マガモ
カルガモ
スズガモ
キジバト
キアシシギ      11羽
ウミネコ
オオセグロカモメ
ショウドウツバメ
シマセンニュウ
コヨシキリ
ノビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
キアシシギ ≪Grey-tailed Tattler≫
カルガモ ≪Eastern Spot-billed Duck≫


















<根室市牧の内 ノツカマップ灯台>
キジバト
ウミウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ハシブトガラ
ヒバリ
ショウドウツバメ
ウグイス
シマセンニュウ
コヨシキリ
ムクドリ
ノビタキ
ハクセキレイ
カワラヒワ
ベニマシコ
アオジ
オオジュリン
ノビタキ ≪Siberian Stonechat≫


風蓮湖 シギ・チドリ(秋の渡り)の状況  457,880

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2015年8月3日(月)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

秋の渡りがはじまりました。
風蓮湖で観察できたシギ・チドリを中心に報告します。

<風蓮湖 槍昔>
ダイゼン6羽
メダイチドリ80羽+
オオソリハシシギ3羽
アオアシシギ12羽
キアシシギ60羽+
タンチョウ足環172ペア
オオソリハシシギ ≪Bar-tailed Godwit≫
ダイゼン ≪Grey Plover≫

ダイゼン ≪Grey Plover≫
アオアシシギ ≪Common Greenshank≫

タンチョウ 足環172 ≪Red-crowned Crane≫




















































<風蓮湖 ルッチャル>
コチドリ1羽
メダイチドリ1羽
アオアシシギ1羽
キアシシギ7羽
トウネン2羽
タンチョウ2つがい

キアシシギ ≪Grey-tailed Tattler≫

メダイチドリ ≪Lesser Sand Plover≫
トウネン ≪Red-necked Stint≫


































<風蓮湖 春国岱湾>
ホウロクシギ1羽

<春国岱 外海側>
ミヤコドリ2羽


2015年7月31日(金)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<風蓮湖 道の駅「スワン44ねむろ」湖上>
キアシシギ47羽 ブイの上
キアシシギ ≪Grey-tailed Tattler≫

















<風蓮湖 風蓮川河口>
オオハクチョウ2羽
キアシシギ8羽
アオアシシギ2羽
メダイチドリ10羽
アジサシ3羽
オオハクチョウ ≪Whooper Swan≫
アオアシシギ ≪Common Greenshank≫

アジサシ(真ん中) ≪アジサシ≫



































<風蓮湖 走古丹先端>
メダイチドリ     20羽+
キアシシギ      25羽+
トウネン       10羽+

ゴマフアザラシ  60頭+

2015年7月 根室半島における鳥類確認種

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★☆2015年7月の根室半島における鳥類確認種☆★
  39科 102種 でした。

2015年4月~7月末までに根室半島一円では、
  157種(+9種) を確認しました。
 ⇒昨年確認された種数(204種)の 77.0%

クルーズで確認された海鳥は増えたこと、水辺でミヤコドリ、ホウロクシギが
早めに確認された(渡らなかった?)こと、
根室では珍しいコサギなどの白サギ類が見られたことにより、
確認種が増えました。

【確認種】
キジ科   エゾライチョウ
カモ科   オオハクチョウ・マガモ・カルガモ・キンクロハジロ
       スズガモ・シノリガモ・クロガモ・カワアイサ
カイツブリ科   カイツブリ
ハト科   キジバト・アオバト
アビ科   オオハム・シロエリオオハム
アホウドリ科   コアホウドリ・クロアシアホウドリ
ミズナギドリ科   フルマカモメ・ハシボソミズナギドリ
            アカアシミズナギドリ
ウ科   ヒメウ・チシマウガラス・ウミウ
サギ科   アオサギ・ダイサギ・コサギ
ツル科   タンチョウ
カッコウ科   ツツドリ・カッコウ
アマツバメ科   アマツバメ
チドリ科   コチドリ・メダイチドリ
ミヤコドリ科   ミヤコドリ
シギ科   オオジシギ・オオソリハシシギ・ホウロクシギ
       アオアシシギ・キアシシギ・キョウジョシギ
       ミユビシギ・トウネン・アカエリヒレアシシギ
       ハイイロヒレアシシギ
カモメ科   ウミネコ・ワシカモメ・オオセグロカモメ・アジサシ
トウゾクカモメ科   トウゾクカモメ
ウミスズメ科   ハシブトウミガラス・ウミガラス・ウミバト
           ケイマフリ・ウミスズメ・カンムリウミスズメ
           ウトウ・ツノメドリ・エトピリカ
タカ科   トビ・オジロワシ・ハイタカ・ノスリ
キツツキ科   アリスイ・コゲラ・オオアカゲラ・アカゲラ
モズ科   モズ
カラス科   ミヤマカケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス
キクイタダキ科   キクイタダキ
シジュウカラ科   ハシブトガラ・ヒガラ・シジュウカラ
ヒバリ科   ヒバリ
ツバメ科   ショウドウツバメ
ヒヨドリ科   ヒヨドリ
ウグイス科   ウグイス
ムシクイ科   エゾムシクイ・センダイムシクイ
センニュウ科   マキノセンニュウ・シマセンニュウ・エゾセンニュウ
ヨシキリ科   コヨシキリ
ゴジュウカラ科   ゴジュウカラ
ミソサザイ科   ミソサザイ
ムクドリ科   ムクドリ・コムクドリ
ヒタキ科   アカハラ・コマドリ・ノゴマ・ルリビタキ・ノビタキ
スズメ科   ニュウナイスズメ・スズメ
セキレイ科   ハクセキレイ・ビンズイ
アトリ科   カワラヒワ・ベニマシコ・イスカ・ウソ・シメ
ホオジロ科   アオジ・オオジュリン

※印は、ねむろ写真ウォッチングのブログ管理人A様の情報
  http://ja8xdn8001.web.fc2.com/index.html
  ⇒明治公園をほぼ毎日観察されており、
   その情報と写真をアップされておられます
   ぜひご覧ください。

クロアシアホウドリ ≪Blaak-footed Albatross≫


ツノメドリ ≪Horned Puffin≫



ホウロクシギ ≪Far Eastern Curlew≫

ミヤコドリ ≪Eurasian Oystercatcher≫

コマドリ ≪Japanese Robin≫

シマセンニュウ 
≪Middendorff's Grasshopper Warbler≫

風蓮湖 風蓮川河口  459,001

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2015年8月6日(木)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<風蓮湖 風蓮川河口(木村川河口から)>
12:38~12:58 (満潮時間 12:51)

メダイチドリ   48羽
アオアシシギ  24羽
キアシシギ    41羽
トウネン      24羽

満潮時刻になると岸の高いところに移動してくる
シギ・チドリのなかま

メダイチドリ ≪Lesser Sand Plover≫
トウネン ≪Red-necked Stint≫
キアシシギ ≪Grey-tailed Tattler≫


アオアシシギ ≪Common Greenshank≫

脚の長いアオアシシギは、満潮時も胸までつかりながら採餌

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