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Channel: 道東の野鳥情報
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野付半島

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2014年11月29日(土)
<野付半島>
   ちびっこガイドがユキホオジロを見たいというので、また野付半島に行って来ました。
無事、ユキホオジロに会えましたが、ラッキーなことに、ハギマシコ(約100羽の群れ)、ハイイロチュウヒ(♂1)、コクガン、タンチョウ(2)などにも会えました。
《観察種》
ユキホオジロ(50+)
ハギマシコ(100+)
ハイイロチュウヒ(♂1)
チュウヒ(♀1)
オオワシ(10+)
オジロワシ(10+)
コクガン
コオリガモ
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
スズガモ
ウミアイサ(300+)  *チカと思われる小魚に群がっていた。
ビロードキンクロ
ヒドリガモ
マガモ
コガモ
ハシビロガモ
オナガガモ
タンチョウ(2)










納沙布岬ハイド378,462

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2014年12月1日(月)
<納沙布岬ハイド>By イーグル
 今日は終日雨。生暖かい南風が吹き、気温は7℃もありました。その為か、12月だと言うのに根室半島先端部は霧に覆われてしまいました。大した霧ではありませんが、納沙布岬ハイドからは北方領土は全く見えませんでした。
貝殻島灯台どころか、視程は約1500m。その範囲に浮遊・飛行している海鳥たちを観察するのがやっとでした。今日は相当見落としが出てしまいました。
  納沙布の後に訪れた温根元漁港には1羽のオオハムが港の中に入り込んでいました。少し警戒心が強そうな個体でしたが、車から降りずに観察していると、20m位の距離でもOK。安心して採餌する様子を観察する事が出来ました。
≪確認種≫
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(若冬1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
ワシカモメ
シロカモメ
ユリカモメ
ホオジロガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ウミアイサ
ウトウ(50+)
ケイマフリ
アカエリカイツブリ(3)
アビ(冬4)
オオハム






根室半島巡回 378,694

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2014年12月2日(火) By イーグル
  今日は久々に温根沼を覗いた後、いつものように温根元ハイドと納沙布岬ハイドを巡回しました。
大荒れの日本海側と異なり、根室は晴天。気温も7℃もありました。ただ、南から吹き付ける風が非常に強く、運転中にハンドルを持って行かれる程でした。
  今日は温根元のチシマシギは姿を現してくれませんでした。
  やはり、いつ行っても何か出てくれるのが納沙布岬ハイドです。今日は光沢のある紫緑色の体色が非常に美しい、冬羽のチシマウガラス(1)をハイドから観察することが出来ました。ラッキー!
<温根沼大橋東詰>
オオハクチョウ(400+)
ヒドリガモ
オナガガモ
マガモ
コガモ
ハシビロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
シノリガモ
クロガモ
トビ
オオセグロカモメ
ウミネコ

<温根元ハイド>
ホオジロガモ
シノリガモ
クロガモ
ウミアイサ
ウトウ(1)
ワシカモメ(1)

<納沙布岬ハイド>
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(f1)
アカエリカイツブリ(4)
クロガモ
コオリガモ
シノリガモ
クロガモ
スズガモ
ウミアイサ
アビ(冬5+)
ウトウ(10+)
ケイマフリ(冬2)
ウミスズメ(10+)
カモメ(20+)
ワシカモメ
シロカモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
オジロワシ(1)

今日の風連湖
オオハクチョウ(Whooper Swan)

風連湖。オオハクチョウ・カモ類などの楽園です。

ホオジロガモ(Goldeneye)

シノリガモ(Harlequin Duck)

今日の貝殻島灯台。オオセグロカモメ(Slaty-backed Gull)

根室市民の森ハイド 379,085

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2014年12月3日(水)
<根室・市民の森ハイド>   By イーグル
  今日は朝から市民の森ハイドで粘りました。
残念ながら、コアカゲラは現れませんでした。ただ、常連さんの話によりますと、一昨日もコアカゲラは現れたそうです。いつもなぜか、昼の12時台にエサ台付近に現れるようです。去年までは見かけなかったコアカゲラ。今年は市民の森のどこかで繁殖に成功したと思われます。根室では春国岱や温根沼林道でもコアカゲラは見かけます。ただ、今年、市民の森でコアカゲラが定着してくれれば、ハイドから安全快適に観察できるコアカゲラが根室半島に出現したことになります。
  また、オオアカゲラの方も、春国岱では「定番」の鳥ですが、市民の森ハイドにも観察可能域をぜひとも広げてもらいたいものです。
  その他、現在、市民の森ハイド周辺には、マヒワの群れ(15羽程度)、ベニヒワの群れ(25羽程度)、ウソの群れ(10羽程度)、アトリの群れ、ツグミの群れ、ミヤマホオジロ、アカゲラ、アオジ、ゴジュウカラ、ヒガラ、ハシブトガラなどが定着しています。
  今後、初積雪後には、ミヤマカケス、ミソサザイ、ヒヨドリ等の姿も見かけるようになると思われます。
≪確認種≫
ハシブトガラ
シジュウカラ
ヒガラ
ゴジュウカラ
ミヤマホオジロ(♂1)(♀1)
ウソ(10+)
ツグミ
アカゲラ
アトリ(15+)
ベニヒワ(30+)
ヒヨドリ
ゴジュウカラ(Eurasian Nuthatch)

ゴジュウカラ


ハシブトガラ(Marsh Tit)

市民の森ハイド(内部)

ハイド前の道。

市民の森ハイド。裏側にバードフィーダーがあります。

ハイドより奥へ続く遊歩道。気持ちのいい散策路です。

市民の森散策路。

ハイドは散策路沿いに設置されています。

枯葉の中にアオジの姿が。(Black-faced Bunting)

森の常連さん、アカゲラ(Great-spotted Woodpecker)

アカゲラ。     もっと小さいのが来てほしい!!

2014年11月 根室市内における鳥類確認種

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2014年12月3日(水) 報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A ・ イーグル

2014年11月の根室市内における鳥類確認種

カモ科      ヒシクイ・コクガン・オオハクチョウ・ヒドリガモ・マガモ
          ハシビロガモ・オナガガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ
          スズガモ・シノリガモ・ビロードキンクロ・クロガモ・コオリガモ
          ホオジロガモ・ミコアイサ・カワアイサ・ウミアイサ
カイツブリ科  カイツブリ・アカエリカイツブリ・カンムリカイツブリ
          ミミカイツブリ・ハジロカイツブリ
アビ科      アビ・オオハム・シロエリオオハム
ミズナギドリ科 ハイイロミズナギドリ
ウ科       ヒメウ・チシマウガラス・ウミウ
サギ科      アオサギ
ツル科      タンチョウ
クイナ科     オオバン
シギ科      チシマシギ・ハマシギ
カモメ科     ミツユビカモメ・ユリカモメ・ウミネコ・カモメ・ワシカモメ
          シロカモメ・オオセグロカモメ
ウミスズメ科  ウミガラス・ウミバト・ケイマフリ・ウミスズメ・ウトウ
タカ科      トビ・オジロワシ・オオワシ・チュウヒ・オオタカ・ノスリ
キツツキ科   コゲラ・コアカゲラ・オオアカゲラ・アカゲラ
ハヤブサ科   チョウゲンボウ・ハヤブサ
モズ科      モズ
カラス科     ミヤマカケス・ハシボソガラス・ハシブトガラス
キクイタダキ科  キクイタダキ
シジュウカラ科   ハシブトガラ・ヤマガラ・ヒガラ・シジュウカラ
ヒヨドリ科     ヒヨドリ
エナガ科     シマエナガ
ゴジュウカラ科  ゴジュウカラ
キバシリ科    キバシリ
ミソサザイ科   ミソサザイ
ヒタキ科     アカハラ・ツグミ・キビタキ
スズメ科     スズメ
セキレイ科    ハクセキレイ
アトリ科     アトリ・カワラヒワ・マヒワ・ベニヒワ・イスカ・ウソ・シメ
ホオジロ科   ミヤマホオジロ・アオジ

11月合計  28科  88種 
2014年6月~11月末までに179種を確認

コアカゲラ ≪Lesser-spotted Woodpecker
2014.11.28 市民の森
ベニヒワ≪Common Redpoll
2014.11.21 市民の森
チシマシギ ≪Rock Sandpiper≫
2014.11.18 温根元ハイド

根室半島(東部)巡回 379,442

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2014年12月4日(木)
気温2℃。快晴。国後島の泊山、羅臼山がうっすらと見えていました。
<根室港>
ウミアイサ
ホオジロガモ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
カモメ
ユリカモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
オオワシ(1)

<温根元ハイド>
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(若1飛翔)
ミミカイツブリ(3)
シノリガモ
ホオジロガモ
クロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
ユリカモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
ワシカモメ
オオワシ(2)
オジロワシ(1)

<納沙布岬ハイド>
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(若2 飛翔)
アカエリカイツブリ(8+)
アビ、オオハム、シロエリオオハム(200+)  *11月と打って変わり、80%がアビ。
コオリガモ
シノリガモ
クロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ワシカモメ
シロカモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
カモメ
ウトウ(100+)
ケイマフリ(冬10+)
ウミバト(6) *チシマ型冬4、カムチャッカ型冬2
ウミスズメ(1)
オジロワシ(1)
ノスリ(2)

ウミアイサ♂(Red-breasted Merganser)

温根元ハイドからチシマシギの岩を望む。一番右の端にご注意!

その岩にうえにオオワシが! チシマシギは出て来れない?




時化の貝殻島灯台。

今日の水晶島。

ノスリ(Eastern Buzzard)

ノスリが目の前を横切った。

風蓮湖東部 (スワン44・川口船着場)ほか 379,457

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2014年12月4日(木)  報告:根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市酪陽 道の駅「スワン44ねむろ」>
コクガン        200羽+
オオハクチョウ
ヒドリガモ
オナガガモ
スズガモ
ホオジロガモ
タンチョウ
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
コクガン ≪Brent Goose≫ 200羽
コクガン  ※望遠鏡にスマホで撮影
オオハクチョウ ≪Whooper Swan≫










































<根室市川口 川口船着場>
オオハクチョウ
ヒドリガモ
マガモ
オナガガモ
ホシハジロ
キンクロハジロ
スズガモ
ホオジロガモ
カワアイサ
タンチョウ
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
オオワシ
スズメ
オジロワシ ≪White-tailed Sea Eagle≫が
カモを襲おうとしている
逃げまどうカモたち































<根室市東梅 自然学習林>
タンチョウ
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
トビ
オジロワシ
コゲラ
オオアカゲラ
アカゲラ
カケス
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ウソ
ミヤマカケス ≪Eurasian Jay≫

オオアカゲラ ≪White-backed Woodpecker≫

チシマシギ! また出ました。 380,108

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2014年12月5日(金)
気温2℃。小雪が散らつく、身を切るような北風が根室半島先端部に吹き付ける1日でした。
いつも通り、ハイドと漁港を中心に巡回いたしました。また、そろそろ根室半島にもシロハヤブサが現れる時期です。広大な牧草地や荒れ地が広がる根室半島先端部を横断する連絡路も入念にチェックしました。
結局、今日はシロハヤブサは発見できませんでしたが、温根元ハイドでは、みたびチシマシギ(1)を発見することができました。また、納沙布岬ハイドで海鳥を観察中、1羽のハギマシコがハイドの前を横切りました。
<温根元ハイド>
ミミカイツブリ(3)
アカエリカイツブリ(1)
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ワシカモメ
オオワシ(2)
ウミウ
ヒメウ
ウミアイサ
シノリガモ
クロガモ
ホオジロガモ
チシマシギ(1)  *左から3番目の岩肌に張り付いていた。荒波の中、波しぶきを浴びながらジッと不動の姿勢を保つ様子は、とても感動的でした。

<温根元漁港>
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(成鳥1、飛翔)
オオセグロカモメ
ウミネコ
カモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ユリカモメ
ウミアイサ
スズガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
オオハム(冬1)  *港の中に入り込み、盛んに採餌していました。
オジロワシ(1)
トビ
ウトウ(冬1)

<納沙布岬ハイド>
アカエリカイツブリ(5)
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
スズガモ
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(若鳥冬1、飛翔)
アビ(20+)
オオハム、シロエリオオハム(10+)
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミネコ
ウトウ
ケイマフリ(5+)
ウミバト (チシマ型冬羽2) *頭の上まで白っぽくなっている。これが冬羽。翼の下面は一様に暗色。
ウミスズメ(4)
ハギマシコ(1)

<赤塚商店前>
コオリガモ
ホオジロガモ
クロガモ
シノリガモ

<歯舞漁港>
ヒドリガモ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ(♂1)
ウミアイサ(20+)
ウミウ
ヒメウ
スズガモ
カモメ
ワシカモメ
シロカモメ

**都合により、写真は後日掲載いたします。

野付半島 380,478

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2014年12月6日(土)   BYイーグル
<野付半島>
今日は久々の公休日。ちびっこガイドの研修を兼ねて、野付半島に行ってきました。
天気は快晴。ただ気温はマイナス5℃と、この時期としてはかなり厳しい1日でした。
   ユキホオジロ(100+)・ハギマシコ(10-100)・ハイイロチュウヒ(♂1)は健在でした。
でも、ネイチャーセンターで立ち入り許可証をもらい、半島の最先端部まで行かないと、これらの鳥には会えませんでした。
その他、オオワシの数が急に増えてきていました。内海側が氷結し始めていますが、これから益々野付半島が面白くなりそうです。

オオワシ(Steller's Sea Eagle)

















ハイイロチュウヒ(Hen Harrier)

















灯台より少し先端部を飛び回っていました。
















ユキホオジロ(100+)。Snow Bunting.


















ハギマシコ(Asian Rosy Finch)















ユキホオジロ(Snow Bunting)は最先端部ではなく、砂地の未知の中間地点付近がポイントです。
















ハギマシコはユキホオジロの群れに10羽程度混じっていますが、それとは別に100羽程度の独立した群れがおります。



オオハクチョウ(Whooper Swan)
















エゾシカ(Ezoshika Deer)

野付から望む知床連峰。










根室市民の森 380,536

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2014年12月7日(日)  報告: 根室自然野鳥観光推進員S.A

<根室市東和田 根室市民の森> ※ハイドから観察
タンチョウ     3羽の家族
 ⇒おそらく鶴居の給餌場移動していくところ
  3羽の家族なので、南部沼のタンチョウかな?
トビ
コゲラ
アカゲラ
ハシボソガラス
ハシブトガラス
ハシブトガラ
ヒガラ
シジュウカラ
ヒヨドリ
ゴジュウカラ
ツグミ
マヒワ
ベニヒワ
ミヤマホオジロ
 ⇒ハイドにいるとぐぜる鳴き声が聞こえてくるので
   近くに来るとわかります

【常連さんからの情報】
12/6
 ハイタカ
 ジョウビタキ

※ハイド(観察小屋)の中とは言え、結構冷えますので、
 服装、靴下、指先など暖かい装備でお越しください。

シジュウカラ ≪Eastern Great Tit≫の頭搔き
ミヤマホオジロ ≪Elegant Bunting≫♂
ミヤマホオジロ ≪Elegant Bunting≫♀
ベニヒワ ≪Common Redpoll≫
クロテン ≪Sable≫ 
エゾアカガエルをくわえていました

落石ネイチャークルーズ(AM便) 久々に出航!

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2014年12月7日(日)
<落石ネイチャークルーズAM便>  By イーグル
今日は豪州からのお客と日本人の混成部隊でした。
世界の野鳥分類域の違いから、道東でお見せできる鳥の8割以上が、豪州では見ることが出来ないようです。豪州人にとり、道東の海鳥観察は正に宝の山。かなりベテランの大学教授さんでしたが、ライファーGETが相次ぎ、非常に喜んでおられました。日本人の方も、お一人は乗船二回目とか。この時期に出るべきものはすべて出ましたので、喜んでいただけたようです。
≪確認種≫
シロエリオオハム(f1)
アカエリカイツブリ(30+)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(f1)
スズガモ
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ビロードキンクロ(4)
ウミアイサ(7)
オジロワシ(5+)
オオワシ(5+)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(冬2)
ウミバト(チシマ型2)  *いずれも中間羽。
ケイマフリ(冬羽10+)
ウトウ(冬羽1)
ウミスズメ(冬羽20+)
コオリガモ(Long-tailed Duck) 落石漁港内。

船から落石漁港内のコオリガモの写真が簡単に撮れました。

コオリガモ。美しい!

ウミガラス(Common Guillemot)  美しい冬羽の個体。

ウミバト(C.c.kaiurka or columbaの中間羽) Pigeon Guillemot

ウミバト(C.c.snowi 中間羽)

ウミスズメ(Ancient Murrelet)  七つ岩周辺に20羽以上いました。

ケイマフリ Spectacled Guillemot

ケイマフリ。可愛い!

ウミバト。


番屋岩付近。ウニ漁の漁船が多かった。

外洋上のクロガモ。良く目立ちます。

クロガモ(Black Scoter)

ウトウ(Rhinoceros Auklet)

ウトウ。

ウミアイサ。漁師さんの家。

落石ネイチャークルーズAM便  米国人とウミバトだらけ 380,989

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2014年12月8日(月   By イーグル
<落石ネイチャークルーズ・アメリカ人団体による貸切>
   気温マイナス5℃。快晴・風少々・波なし。絶好の海鳥日和でした。
今日はアメリカのバードウォッチング・ツアー専門会社の団体が午前便を貸し切られました。
お客様は全員アメリカ人の富裕層の年配の方々。どの方も、持ち物と質問内容から、相当の猛者と見受けられた。リーダー役のDさんは、この会社の社長でもあるらしい。野鳥観察とツアー運営の経験と腕はかなりのレベルと思われました。
   海鳥は順調に出てくれました。特に、Dさんは乗船前に何度も「ターゲット・バード」のリクエストを出して、初対面の私のガイド力を試しているところがありました。ケイマフリ・ビロードキンクロ・ウミスズメ・エトロフウミスズメ・アビ類がご希望でした。
腕が鳴りました。それなら絶対見せてやるぞ!日本の海鳥ガイドの力をアメリカ人に示してみせる!と、乗船前から、かなり気合が入りました。勿論、エトロフはこの時期は無謀である旨説明、お断りいたしましたが。。。。
   コースは、リクエストに合わせて、ユルリ・モユルリ島を周回するコース、特に「七つ岩付近」と「浜松海岸沖」で時間をかける設定と致しました。現在七つ岩付近にウミスズメ類が集まっている為とビロードキンクロは貝殻を主食としているため、海底が砂地の場所が適地であるためです。
   この読みがばっちり当たりました。
クルーズの前半では、ビロキン以外のターゲットバードは七つ岩とユルリ島の太平洋側で、すべてお見せすることができました。それどころか、予想外にウミバトが次々と現れ、ケイマフリの数を上回るほどでした。この海には、3亜種のウミバトが記録されている事を説明し、船上でウミバトの識別方法も解説しました。うまい具合に、この後、3亜種すべてが確認出来ました。
この時点で、リーダー役の目の色が変わりました。自分に対する信頼感が芽生えたことが手に取るようにわかりました。
   その後、ユルリ島付近では、チシマウガラス(若鳥)が海中より突然浮かび上がり、お客様(と私)を驚かせました。アメリカ人にとっても、チシマウガラスはやはりレアーな海鳥なのですね。
  最後に、問題のビロキン。結構、漁港や野付半島等ではよくみかけるのですが、狙うとなかなか見つかりません。30分以上探しても出てくれないため、ちょっと、船内の雰囲気が険悪になりかけましたが、船が浜松海岸に差し掛かった時、あっさり、4羽(♂3、♀1)が飛翔。白・黒の美しい姿にDさんもため息を漏らしていました。そして、いきなり、彼が笑顔でガッツ・ポーズ!荒々しく握手を求めて来てくれました。実にアメリカ人らしい! こちらも、笑顔で返します。こんな時が、ガイド冥利に尽きる瞬間です。そのあとは、船内がすっかり弛緩。ターゲットバードをすべてクリアした安堵感も手伝い、Dさんとは、まるで旧知の間柄の様に親しく語り合うことが出来ました。
  そして、2016冬の彼らの日本ツアーのガイドに私を指名したい旨、丁寧に打診してこられました。前向きに検討させていただきます!
  今日はアメリカ人気質全開の手ごたえのある方々との海鳥ガイド。心底、楽しいひと時を過ごさせていただきました。また、来てくださいね!

≪確認種≫
アビ
オオハム
シロエリオオハム
ハジロカイツブリ(6)
アカエリカイツブリ(2)
ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(若1)
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(6)
シノリガモ
コオリガモ
ウミアイサ
オジロワシ(3)
オオワシ(4)
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミバト(Snowi=3, kaiurka=2, columba=1  いずれも冬羽)
ケイマフリ(5)
ウミスズメ(40+)
ウトウ(冬1)

ウミバト(C.c.columba)

ウミバト(Pigeon Guillemot)

ウミスズメ(Ancient Murrelet)

ウミバト(C.c.snowi 冬羽)

ウミバト(C.c.snowi  チシマ型 冬羽)  白いパッチはない。細くて短い白線のみ。

ケイマフリ(Spectacled  Guillemot)

アビ(Red-throated Loon)

ウミバト(C.c.kaiurka)  美しい冬羽。

ウミバト(アリューシャン型)

ウミバト(C.c.columba)
  翼の下面に白い線がある。

ビロードキンクロの飛翔。(White-winged Scoter)

またまた出ましたチシマシギ! (温根元ハイド) 381,401

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2014年12月9日(火)
<温根元ハイド>  By イーグル
   本日午前9時30分頃、いつものように温根元ハイドを訪れました。快晴の空の下、視界は抜群。すぐにチシマシギが5羽出ているのに気づきました。場所は珍しく、波打ち際。一番右の岩の一番左の端の部分でした。岩礁のハイド側の波打ち際ギリギリのところで、波にさらわれそうになりながら、盛んに動き回り餌を探している様子でした。潮目は「干潮」でしたが、次々と押し寄せる波を楽しむかのように、大胆なチシマシギたちは、波にのまれそうになると素早く飛び上り、波が引くとまた波打ち際に戻るという事を繰り返していました。波を避け、飛び上るたびに、足の黄色や翼下面の純白が良く見えました。
   今日は5羽でしたが、岩の後ろには他にもいくつかの小さな群れが居るのだと思われます。今季は最大18羽が一度に観察されています。(通常は1-7羽の小群であることが多い)
   また、ここ何回かの観察の感想としては、干潮時に良く現れている様に思えます。岩礁の形が問題なのでしょうか? この岩礁の中央は概ねそびえたっており、すそ野が広くなっている地形が大部分ですが、満潮時にはすそ野部分が海面下に没してしまい、急峻な中央部分だけが海上に顔を出します。そのため、波打ち際での採餌が不可能となります。潮が引いて来ると、なだらかなすそ野部分が現れ、チシマシギたちが波打ち際ギリギリで餌を探すことのできる「平らな部分」が確保されます。
   過去には、2回ほど満潮時に群れを観察したこともありますが、いずれの場合も、岩礁の比較的上の方で岩肌に張り付いてジッとしていました。
   まだまだ、観察回数が少ない為、軽々に「干潮時がいい」と言い切れませんが、参考にはなるかと思います。
  岩礁上で生活するチシマシギも、潮の干満に影響されるシギ・チだとすると、それはそれで面白い話ですね。
 
右下の平らな部分

チシマシギ4羽が見えます。あと1羽は岩陰を出入りしていました。

Canon PowerShot SX50HSでもこれが限界。チシマシギ(Rock Sandpiper)
  

根室半島(東部)巡回

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2014年12月9日(火)
<根室港>
オオセグロカモメ
ウミネコ
ユリカモメ
カモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
***根室港北防波堤は、観察・撮影共に、海ガモ類のBEST POINTだと言えます。街中でアクセスの良さも抜群です。

<トーサムポロ湖・漁港>
オオバン(1)  *ここでは珍しい!!
オオハクチョウ(30+)
マガモ
ヒドリガモ
コガモ
オナガガモ
スズガモ

<温根元ハイド+温根元漁港>
チシマシギ(5)
シノリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
スズガモ
マガモ
ヒドリガモ
コガモ
ヒドリガモ
カモメ
オオセグロカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ワシカモメ
ユリカモメ
ヒメウ
ウミウ
オオワシ(6)
オジロワシ(2)
**チシマシギについては、別稿を参照願います。

<納沙布岬ハイド>
**今日は、ハイドから望遠鏡で見まわすと、至る所でウミバトが簡単に見つかりました。ケイマフリより数は多いくらい。正に「根室ウミバト祭り」開催中という感じです!

ウミウ
ヒメウ
チシマウガラス(冬羽1、飛翔)
アカエリカイツブリ(8)
オオハム(冬9)
オオセグロカモメ
ウミネコ
ワシカモメ
シロカモメ
ユリカモメ
カモメ
コオリガモ
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
スズガモ
オオワシ(2) *貝殻島燈台の欄干。
ケイマフリ(冬羽12)
ウミバト(11)  *C.c.columba 冬羽1+C.c.snowi 冬羽9
ウミスズメ(冬1)
ウミアイサ♂ 根室港 Red-breasted Merganser

電柱のオオワシ(Steller's Sea Eagle)

海上を旋回するオオワシ!

オオバン Common Coot.  トーサムポロ漁港

チシマシギの岩 オオワシの定位置でもあります。

チシマシギ(Rock sandpiper)  今日は5羽。Canon PowerShot SX50HS出これが限界。

今日の貝殻島灯台。オオワシが2羽とまっています。

今日も居ました、チシマシギ!! 381,841

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2014年12月10日(水)   By イーグル
曇り。風少々。気温マイナス3℃。

<温根元ハイド>
チシマシギ(4) 左から3番目の岩礁。
**岩礁の前面手前側にある独立した浅瀬の波打ち際を盛んに歩き回っていました。波をかぶっても、あまり気にしない様子。大きな波が来ると、ジャンプしてかわしていました。気温はマイナス5℃以下の北の荒海。他の鳥たちが敬遠するような厳しい環境を好み、もう何十年もこの岩礁を越冬地として利用し続けているのだと思います。以前はハイドがなかったため、長時間の観察が不可能でした。その為、毎年来ているチシマシギをほとんど確認することが出来ませんでした。昨年1月にハイドが出来てから、風雪を避け快適に観察が可能となりました。ハイドのおかげで、貴重なチシマシギの観察記録を、これからも積み上げてゆくことが出来ます。正にハイド様様です!!
**陸地から1,000m弱と言う距離の為、正直言って写真撮影の方にはあまりお勧めできませんが、ウォッチング派の方には、この貴重なシギを是非見に来ていただきたいと思います。できるだけ高倍率のスコープをお持ちくださいね。
**昨年の状況でいえば、このハイドからハギマシコ・ベニヒワの群れ等も可能性大です。


<納沙布岬ハイド>
アカエリカイツブリ
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(冬1、浮遊) *目の前に浮かんでいるウの群れを見ていたら、何と1羽入っているではありませんか。ラッキー!
アビ(5+)
シロエリオオハム
オオハム
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
オオワシ(2) *貝殻島灯台の上。
ユリカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
カモメ
ウトウ(冬1)
ケイマフリ(冬3)
ウミスズメ(冬5)
ウミバト(チシマ型冬羽3+カムチャッカ型冬羽1)

<トーサムポロ湖周辺>
オオワシ(4)
オオハクチョウ(50+)
タンチョウ(2)  *まだ、居ります。

チシマシギ(Rock Sandpiper)=右上の鳥。 下の鳥はシノリガモ(♀)です。


チシマシギ。荒波が大好きのご様子です。今日は4羽でした。

納沙布岬ハイドの真下に来ていました。チシマウガラス(Red-faced Cormornat)
ヒメウ(右上の2羽)のクチバシも白く見えます。チシマウガラスは白いクチバシの稜線に黒い線があり、クチバシ先端部も黒い事が決め手です。

チシマウガラスとヒメウ。両者の違いが良くわかる。

今日の貝殻島灯台。オオワシが2羽とまっている。

ウミアイサ。 (Red-breasted Merganser)
 ハイドの下に来てくれました。

ウミスズメ(Ancient Murrelet)  こちらも納沙布岬ハイドの下に来ていました。

ウミスズメ。

美しいトーサムポロ湖。オオハクチョウは60羽程度。

トーサムポロ湖。

タンチョウ。(Red-crownd Crane)  トーサムポロ湖周辺の牧草地にまだ残っています。

牧草地のタンチョウ。




根室半島(東部)巡回 382,580

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2014年12月12日(金)
晴れ。気温0℃。北風の強風。    By イーグル
*昨日は強風・雨の荒天。巡回はしましたが、観察はほとんど不可能でした。
<根室港>
オオセグロカモメ
ウミネコ
ユリカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミウ
ヒメウ
シノリガモ
コオリガモ
クロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
アビ(冬1)

<温根元ハイド+温根元漁港>
*残念ながら、今日はチシマシギは現れませんでした。
オオワシ(1)
オジロワシ(1)
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
スズガモ
アカエリカイツブリ
アビ(冬2)
オオハム(冬1)
アオサギ
オオセグロカモメ
ユリカモメ
ウミネコ
シロカモメ
ワシカモメ

<納沙布岬ハイド>
ウミウ
ヒメウ
アビ(1)
オオハム(1)
チシマウガラス(2羽浮遊)
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ウミバト(カムチャッカ型冬羽2)
ケイマフリ(冬5)
スズガモ(Greater Scaup)


納沙布岬周回道路は「オオワシ街道」になっています。

海を飛ぶオオワシ。背景は海上保安庁の巡視艇。


クロガモ。ハイドから見下ろします。

今日も居ましたオオハム。(Arctic Diver)    於:温根元漁港内

ウミアイサ(Red-breasted Merganser)

今日の貝殻島灯台。凄い波でした。

根室半島の最新情報(オオハム・キレンジャク) 382770

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2014年12月13日(土)  BYイーグル

①根室半島先端部に位置する「温根元漁港」にオオハム(冬羽1)がもう1週間にわたり滞在しております。漁港の中ですので、車から降りなければ15mくらいの距離で観察可能です。
斜路の付近に居ることが多いようです。
(注)ポイントは漁港の中です。くれぐれも漁師さんたちの漁業活動に支障の内容に配慮して観察・撮影をお願いいたします。

②根室市民の青山氏の情報によりますと、12月10日に明治公園にキレンジャクが出た模様です。
http://ja8xdn8001.web.fc2.com/newpage97.html  を参照。




根室バードランドフェステイバル「おまかせガイドツアー」参加のおすすめ 382,794

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2014年12月13日(土)  BYイーグル
2015年2月14-15日にはぜひとも根室半島にお越しください!
特に、根室バードランドフェスティバルの目玉企画「おまかせガイドツアー」への参加がおすすめです。
この企画は、「雪道の運転が苦手」「運転をしない」というバードウォッチャーの方にはぜひともご利用願いたい内容となっております。
今日は、10種類あるツアーの中から、...

①「海鳥三昧ツアー」についてご紹介さていただきます。

特徴:「落石ネイチャークルーズ」と「歯舞パノラマクルーズ」を1日で両方乗船できる欲張りプランです。おまけに、落石・歯舞と市内を結ぶ「専用バス」と地産地消の新鮮な食材を生かした「落石霧っ娘弁当」が含まれております。また、全行程、ベテランのガイドが同行。海上では丁寧に海鳥の観察ガイドを実施致します。また、両クルーズ乗船の移動中には、花咲港でミニ・ウォチングもやります。まさに、至れり尽くせりの内容で、おひとり様15,000円。通常のクルーズ乗船料は落石7,000円、歯舞5,000円ですので、ガイドとバスとお弁当付きで15,000円はまさに破格! 海鳥好きにはぜひともお勧めしたい内容となっております。

<行程>
8:00 根室市内に観光インフォメーションセンター出発
9:00 落石ネイチャークルーズ乗船
11:50 昼食(お弁当)
12:50 花咲港でミニ・ウォッチング
14:00 歯舞パノラマクルーズ乗船
16:50 根室市内観光インフォメーションセンター帰着。

<募集人数>
14日・15日 ともに一本のみ催行。両日ともに10名様のみの募集。

期待できる鳥:コウミスズメ・エトロフウミスズメ・ウミガラス・ハシブトウミガラス・ウミスズメ・ケイマフリ・ウミバト・ビロードキンクロ・コオリガモ・クロガモ・シノリガモ・ウミアイサ・アビ・オオハム・シロエリオオハム・チシマウガラスなど。至近距離で観察が期待できます。
また、アザラシ・ラッコなども例年よく観察されています。

*期間中「落石ネイチャークルーズ」はこのツアーのみの受付となりますので、ご注意ください。
*「落石ネイチャークルーズ」または「歯舞パノラマクルーズ」どちらかのみを乗船希望される方にも、別途「おすすめプラン」をご用意しております。こちらはコース②③となります。☛次回の投稿で、詳しくご紹介させていただきます!

お申し込み方法:birdinfo@nemuro-kankou.comへメールしていただき、専用申し込み用紙を取得の上、メール添付またはFAXにてお申し込み願います。

尚、本ツアーのお申し込みは1月31日をもちまして「締め切り」となります。席の数には限りがございます。お早目のお申し込みをお願い申し上げます。

尚、誠に勝手ながら、 お電話での受け付けは「致しません!(笑)」のでご注意願います。

皆さまからのお申し込みを、お待ちしております!



















根室野鳥観光ビジネススクール・羅臼・野付半島1泊研修会 383,266

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2014年12月14日(日)
<羅臼・野付半島>     BY イーグル
  根室野鳥観光ビジネススクールの授業の一環として、13日ー14日1泊2日の日程で、羅臼・野付半島へお邪魔してきました。
  羅臼では知床羅臼町観光協会事務局長の池上さんと知床ネイチャークルーズの長谷川氏にお会いし、羅臼町の自然観光の歴史と現状・未来について、有意義なお話をお伺いする事が出来ました。
  流石に道東地域の自然観光の先進地域である羅臼町の取り組み姿勢は素晴らしいものでした。
 特に「民間企業」主導型の観光開発でなければ成功しない!という長谷川氏の実経験に立脚したお話は迫力満点であり、多くの示唆に富んだコメントをいただくことができました。また、強力に観光協会と地元民間企業の連携を推進する池上さんのご努力にも頭が下がる思いがしました。
    今回のヒアリングを通じて、野鳥観光ビジネススクールの受講生も大いに刺激を受けた様子でした。根室も1日も早く、「民間企業主導型の観光開発」へ転換することが重要だと改めて強く感じました。
      その後、鷲の宿では、何と南アフリカ共和国からの野鳥観察団体と鉢合わせ。この時期に、外国からも誘致ができている羅臼町のすごさに驚かされました。
   野鳥の方も、シマフクロウの親子を観察。新型照明システムの実力にも触れることができました。
今朝は鷲の宿の前の渓流でカワガラスをじっくり観察したのち、野付半島へ移動いたしました。
   野付半島では、ネイチャーセンターで石下レインジャーから野付半島の自然についてレクチャーを受けたのち、半島最先端部で、話題のユキホオジロやコクガンを観察いたしました。
  この後、根室野鳥観光ビジネススクールでは、「落石ネイチャークルーズ研修」や「鶴居村研修」などを実施予定です。
















チシマシギ! オオハム! 温根元周辺巡回 383,745

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2014年12月15日(月)
強風。小雪。気温はマイナス1℃。体感温度は軽くマイナス5℃を下回っていました。

<温根元ハイド>
今日もチシマシギを2羽観察しました。左から3番目の岩礁の岩肌に張り付いて、時々、岩場の位置を変えて、採餌していました。
ハイドのおかげで、幻の鳥チシマシギがどんどん身近な鳥になりつつあります。
<温根元漁港>
オオハム(若鳥1)
 *当初、顔つきからシロエリオオハムの可能性もあると思いましたが、今日は5mの至近距離まで、向こうから近づいてきてくれました。じっくり観察。おでこの形・脇の白さ・喉の白さなどから判断し、オオハムということに致しました。とにかく、今日は奇跡的な観察状況となりました。5mどころか、車のすぐ下の岸壁の死角に入って来たりしました。あんなに近いアビ類は初めてです。
スズガモ
コオリガモ
クロガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ウミネコ
カモメ
ユリカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
<納沙布岬ハイド>
ヒメウ
ウミウ
チシマウガラス(成鳥冬羽)
オオセグロカモメ
ウミネコ
カモメ
ユリカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ウミスズメ(4+)
コウミスズメ(1羽飛翔)  *久しぶりにコウミの体をローリングさせながらの飛翔を観察いたしました。
ケイマフリ(冬7+)
ウミバト(C.c.columba 冬羽2、C.c.snowi 冬羽3)














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