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Channel: 道東の野鳥情報
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久々の青空300,363

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2014年2月22日(土)
<阿寒国際ツルセンター> By イーグル
現在スコットランドからのお客様(第2陣)をガイド中です。先日の悪天候(暴風雪)をうまく避ける形で、第二陣のお客様は釧路空港に到着されましたが、我々が記録的な降雪に悩まされている間、この方々は長野県の通称「スノーモンキー」撮影に行かれていたそうです。今回の広域にわたる悪天候から逃れることは出来ず、彼らも現地の野猿公苑にたどり着けない程の降雪に悩まされていたそうです。
そんな中での今日の抜けるよう青空。久々に空の青さが目に染みました。
今日は青空に絞って観察・撮影してみました。
≪確認種≫
キクイタダキ(1) *駐車場脇の松の木
シマエナガ(1)  *同上
スズメ
タンチョウ
オオハクチョウ
オオワシ
オジロワシ
トビ
ハシブトガラ
シジュウカラ
*キタキツネ
(注)オオハクチョウ・オジロワシ・オオワシ・トビなどは本来の生息域を離れ、当センターで毎日14時から行われる給餌ショーでタンチョウに与えられる生きた魚を目当てに集まって来るものです。
尚、本日の来場者の数は軽く200名を超えているように思われました。特筆すべき事は、そのうちの3分の2は外国人と思われることです。台湾・韓国・中国・日本人などのアジア系の方々と英国・米国・オーストラリアなどの方々の比率はほぼ半々という感じでした。魚の給餌については様々な意見がありますが、鶴居村の2か所の給餌場と共に、当センターが閑散期の冬場の道東観光を力強く牽引している事だけは確かな様です。
*写真はすべてCanon PowerShot SX50HSで撮影。









屈斜路湖300,626

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2014年2月23日(日)
<屈斜路湖> By イーグル
今日はスコットランド人一行をガイドし、屈斜路湖→羅臼の行程でした。
屈斜路湖では定番のオオハクチョウ観察・撮影に2時間もかけました。本格的カメラマンの方々は本当に多くの枚数を撮られますね。私も何枚か真似して撮影しましたが、すぐに飽きて、湖畔の宿「ガストホフぱぴりお」のオーナー磯貝さんを訪ね、部屋等のインスペクションをさせていただきました。森の中の1軒宿で周囲の環境は抜群です。エサ台にはミヤマカケスやカラ類がたくさん来ていました。各部屋にトイレとシャワーがついているのが、外国人には魅力です。来年度からガイドの時に利用させていただくべくツアーのリーダーと相談いたしました。スコットランドのシェットランド諸島から来ているリーダーもぱぴりおさんを痛く気に入った様子でした。
屈斜路湖の後、ラウスに早めに着き、欧米人垂涎のシノリガモをたっぷりお見せいたしました。天気も良く光も良いとかで皆さん満足のゆく撮影が出来たようでした。
羅臼川河口には、まだヒメハジロ[♂1]の姿を確認することが出来ました。先週の暴風雪にも耐えたのですね。よかった!アメリカの鳥なので、我が一行もボーナス(ヒメハジロ)の出現に非常に喜んでおられました。










落石ネイチャークルーズ301,870

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2014年2月26日(水)
<落石ネイチャークルーズPM便> By イーグル
オジロワシ(4)
オオワシ(3)
トビ
ミミカイツブリ
アカエリカイツブリ
ヒメウ
チシマウガラス(夏1) *飛行中
シノリガモ
クロガモ
コオリガモ
スズガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ビロードキンクロ(4) *飛行中
オオセグロカモメ
シロカモメ
ウミガラス
ケイマフリ
ウミバト(4)
ウミスズメ(2)
コウスズメ(50+)
ハギマシコ(3)  *モユルリ島方面から飛来。
ケイマフリは換羽のスピードに個体差が大きい。


これも今日の写真です。


こちらはチシマウミバト。

チシマウミバトの翼下面には白い線が見られません。

今日はラッコが3頭いました。英国人も大喜びでした。

とぼけた表情でこちらの様子をうかがうラッコ君。

他にも2頭。合計で3頭いました。

根室の地元情報=地元コンビニ「タイエー」さんのイートインは大好評!

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2014年2月27日(木)
<タイエーのイートイン> By イーグル
 本日、16日間(8日間X2本)に渡るスコットランド人バードウォッチャー一行のガイドが無事終了いたしました。先ほど中標津空港までお送りし、根室に帰って来ました。ほっとしています。
 外国人バードウォッチャーは富裕層の方がほとんどですが、野鳥観察にかける情熱は尋常ではなく、昼食にかける時間すら惜しんで野鳥観察に集中されます。レストランでゆっくり昼食をとるよりコンビニでサンドイッチを買い込み移動中に車の中で食事を済ませるというような毎日が続きます。ただ、やはり長丁場のツアーになりますと、たまにはゆっくり椅子に腰かけたいと言うのが本音の様です。
 そこで昨日は、根室市の国道44号線沿いにある地元コンビニの「タイエー」さんにお邪魔し、昼食を買い込んだ後、昨年始まった「イートイン」のテーブルで食べてもらいました。
これが大うけ!! 素晴らしいアイデアだと絶賛でした。久しぶりに比較的ゆっくりした昼食に皆さんほっとした様子でした。タイエーさんの品ぞろえも、お店で作るお惣菜やコロッケなどの揚げ物、フライドチキンなども、他のお店より評価が高い様でした。
 タイエーさん、バードウォッチャーの良きサポーターとして、これからも頑張ってください!!
また、根室に来られるガイドの皆様、一度タイエーのイートインを使って見てくださいね。




落石ネイチャークルーズ 祝3000名達成!302,333

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2014年2月28日(金)
<落石ネイチャークルーズPM便>  By イーグル
 今日の落石ネイチャークルーズは21名と大盛況。13名が外国人でした。国籍は、英国・ドイツ・フランス・スイス・アメリカ・オーストラリアと多彩。日本人の方も8名。2隻出して対応いたしました。
 そして、3年9か月でついに落石ネイチャークルーズは乗船者3,000名を達成致しました。
わずか11名しか乗れない「現役の漁船」を使用している事を考えると、かなりのスピード達成と言えるかもしれません。これもご乗船いただいた皆様のご支援ご協力の賜物だと存じます。
この場をお借りし、心より感謝申し上げます。
 記念すべき日という事でもあり、乗船前に21名の皆様全員に記念品の贈呈を行いました。落石漁協の浄土専務の感謝の辞に引き続き、特製マグカップとハンドタオルが全員にプレゼントされました。
思いがけない幸運にお客様は大変うれしそうでした。
 海鳥の方は、今日はウミバト・コウミスズメデーと言う感じでした。2mの波でしたが意外にうねりがあり足元がおぼつかない中での2か国語のガイド。今日はかなり大変な1日でした。
≪確認種≫
オジロワシ
オオワシ
ミミカイツブリ(1)
アカエリカイツブリ(3)
ヒメウ
シノリガモ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(3)
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
セグロカモメ(2)
オオセグロカモメ
シロカモメ
ウミネコ(1)
ウミガラス(1)
ケイマフリ
ウミバト(5) *チシマ型4、カムチャッカ型1
ウミスズメ(2)
コウミスズメ(100+)





落石ネイチャークルーズ302,700

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2014年3月1日(土)
<落石ネイチャークルーズAM便>  By イーグル
 今日は日本人のみ7名様のクルーズでした。波もほとんどなく視界も良好。快適な海鳥探しを楽しんでいただけたと思います。
 今日もウミバトが6羽、ケイマフリ(100+)に加え、ウミガラス・ハシブトウミガラス・コウミスズメ・オオハム・ビロードキンクロ等なかなかの成果でした。ただ、皆様お目当てのエトロフウミスズメは発見できませんでした。ただ、毎日漁に行かれている漁師さんに聞いてみると、1-2時間走った沖合の漁場ではエトロフの姿をよく見かけるようです。彼らはやはり沖合に生息する海鳥なのですね。今後は流氷の動きにかかっています。もし、流氷が昨年の様に納沙布岬を回り込んで、太平洋側にまで進出してきたら、沖合のエトロフも流氷に押される形でもっと陸地に近づいてくれると思います。昨年の落石ネイチャークルーズでは流氷の近くで500羽のエトロフに遭遇しています。
 また、午後に納沙布岬ハイドから水晶島(北方領土の一部)方面を観察していると、数千から数万のコウミスズメが中間ラインより向こう側を飛び回っているのが観察出来ました。今後、流氷の動き次第で、エトロフウミスズメ・コウミスズメのみならず、昨年実績のあるシラヒゲウミスズメやヒメウミスズメも期待できるのではないかと思います。
≪確認種≫
オジロワシ(3)
オオワシ(5)
ミミカイツブリ(1)
アカエリカイツブリ(1)
オオハム(1)
ヒメウ
オオハクチョウ
シノリガモ
キンクロハジロ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(8)
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
シロカモメ
カモメ
ウミガラス(1)
ハシブトウミガラス(1)
ケイマフリ(100+)
ウミバト(6) *チシマ型4 他2
コウミスズメ(10+)
ウミガラス。とても美しい個体でした。

ハシブトウミガラスも出てくれました。


荒波に洗われるモユルリ島。オオワシも。これが本来の姿です。

亜種チシマウミバト

雨覆いの白斑が出かけている「翼下面が真っ黒なウミバト」を初めて撮影。「翼下面に不明瞭な白黒のあるチシマウミバト」でないとすると、これが箕輪海鳥図鑑P.65通りの亜種アリューシャンウミバト(中間羽)かもしれない。とすると、いつも見ている「雨覆いに白斑がはっきりあり翼下面に明確な白線が入っているウミバト」は基亜種和名なしウミバト(我々は便宜上カムチャッカウミバトと名付けています)であり、落石の海には3亜種が生息していることになる。 ああ、カムチャッカ半島に行ってウミバトの翼下面を見てみたい。更なる観察を続けます!

上の個体と同じ。

別個体。亜種チシマウミバト(冬羽)だと思う。

ユルリ島に生息する野生化した馬。カラスと仲が良いようです。


落石漁港入港直前にビロキンが目の前を横切った。これ亜種アメリカ型(deglandi)だと思います。

2羽で横切った。Canon PowerShot SX50HSで撮影。

落石ネイチャークルーズ303,077

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2014年3月3日(月)
<落石ネイチャークルーズPM便> By イーグル
 今日は当初運航予定日ではありませんでしたが、本当に熱心なお客様がおひとりで3人分の料金を支払われ、貸切状態での運航となりました。コウミスズメとウミバトをどうしても近くでご覧になりたいという事でした。また、カメラはお持ちではなく、双眼鏡1本でさっそうと観察される様が、非常に格好良かった。撮影が全盛の中、観察と言うバードウォッチングの基本に忠実なお客様。自然に解説の言葉にも力が入りました。
 とはいえ、凡人の野鳥報道カメラマンの私は、Canon PowerShot SX50HSで最短5mの至近距離でコウミスズメの撮影に成功致しました。近すぎてピンボケですが。
 今日もウミバトは9羽も出てくれました。チシマ型が7羽と圧倒的に優勢なのですが、アリューシャン型やカムチャッカ型も各1羽確認出来ました。
 ケイマフリは数が多くて、途中でカウントを止めてしまいました。すっかり全身真っ黒の繁殖羽の個体からまだ完全な非繁殖羽の個体が混在しており、ケイマフリの換羽のスピードの個体差にはいつも驚かされます。
 チシマウガラス(2)が海面に浮いていましたが、エトロフウミスズメやアメリカ・ビロキンは今日は確認できませんでした。
≪確認種≫
オジロワシ(2)
オオワシ(3)
ヒメウ
チシマウガラス(2)
オオハクチョウ(3)
シノリガモ
スズガモ
クロガモ
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ケイマフリ
ウミバト(9) *snowi 7   kaiurka 1   columba 1
コウミスズメ(150+)  *最短3mで観察出来ました。

今日の船長さんは昆布盛のベテラン漁師坂井さんでした。

コウミスズメ

コウミスズメ。5m。

コウミスズメ

コウミスズメ



同下。チシマではないのだろうか?
 

翼下面には薄いが白線がある。カムチャッカ?

ケイマフリ。もうすっかり繁殖羽になっている。

翼下面は一様に暗色。アリューシャン。

同上

同上

同上

納沙布岬方面303,404

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2014年3月4日(火) 快晴。    By イーグル 
<温根元チャシ・ハイド周辺>
ノスリ(2)
クロガモ
シノリガモ
ウミアイサ
ホオジロガモ
コオリガモ
オオセグロカモメ
ワシカモメ(3)
オオワシ(1)
ヒメウ
ケイマフリ(10+)
ウミバト(7) snowi 6,  other 1
コウミスズメ(100+)
ハギマシコ(1) *海を見ていたら、突然ハイドの前のフィーダー(使用していない)の屋根にとまりました。尾羽はボロボロ。まだ居たんだ!と言う感じでした。

<納沙布岬ハイド>
コオリガモ
クロガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ケイマフリ
ウミバト(6) snowi 5, other 1
ウミガラス(1)
コウミスズメ(100+)
チシマウガラス(f1)

*とにかくコウミスズメが多い。根室半島先端部のどの海岸部から見ても、コウミスズメが確認できます。勿論、小さいのでスコープが必要です。ロシア側も含めると根室半島近海には、現在「万単位」のコウミスズメがいると思います。
3月に入り、海鳥も春の移動を始めたようです。
*霧多布のケンボッキ島周辺の海面には、約300羽のコクガンが休んでいるという情報もあります。


今日の温根元チャシ・ハイド前。

ハギマシコ




突然ハギマシコが飛んできた。


貝殻島灯台。日本から一番近い北方領土。欄干にオオワシが2羽とまっています。

創業中のロシアの漁船。納沙布岬ハイドから約4km。


貝殻島灯台・ロシアの漁船・背景は「水晶島」。納沙布岬ハイドより。

美しいクロガモ。


落石ネイチャークルーズ303,840

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2014年3月5日(水)
<落石ネイチャークルーズ>   By イーグル
 今日は中国からのカメラマン3名と日本人のお客様1名。曇りで波が荒く、かなり厳しいクルーズとなりました。海鳥も波間に見えかくれし、識別にも時間がかかり、今いち調子に乗り切れない状況でした。
 また、中国人のカメラマン3人組が、三脚の持ち込み不可の規則を守らず閉口いたしました。
三脚持込みは不可である旨、再三説明。一脚にして使うから、というので持ち込みを認めた所、堂々と三脚にして使い始める。再度注意すると、その時だけは一脚に戻すが、私がガイドを始めると、すぐに三脚に戻してしまう。また、注意する。と言うようなことが、5回続きました。流石に彼らの傲慢かつ人をおちょくったような態度に怒りがこみ上げてきました。大きな声で(英語ですが)、今度やったら船を港に戻す!船を下りてもらうぞ!と怒鳴りつけてやりました。
 私はルールを守らない輩は、お客さまとは認めません。払い戻しして下船させるのはやむを得ない、と考えています。今度はさすがに謝り、一脚で撮影していました。そのあとは、波がひどくなり、大型レンズを使いこなすことが不可能になったとみえ、とうとう、三脚をたたみ、床に転がしたままにしておりました。それ見たことか!と心の中で叫び、溜飲が下がりました。
 その後は、高い波が続き、彼らが二度と三脚を使う事はありませんでした。
波に救われたのは彼らの方です。もし、今日が波の小さな日だったら、確実に船を港に戻し、彼らをたたき出すことになったと思います。
 こんなこと言いたくありませんが、ルールや常識を無視する中国人カメラマン! もっとちゃんとしろよ! あなた達の「常識」は日本や世界では通用しないぞ! (中国人だけじゃないけど)
 ちなみに、もう一方の日本人のお客様は、穏やかな人間性豊かな紳士でした。この方には、少し見苦しい所をお見せしました。この場をお借りし、心から不手際をお詫びいたしたいと存じます。
≪確認種≫
オジロワシ(2)
オオワシ(2)
ヒメウ
オオハクチョウ
シノリガモ
キンクロハジロ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(1)
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミガラス(1)
ケイマフリ
ウミバト(1) *亜種アリューシャン・タイプ
コウミスズメ(100+)
コクガン(10)

狭い船内を右往左往する海鳥観察。三脚の使用は危険。創業以来厳禁させていただいております。


温根元チャシ・ハイド304,695

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2014年3月8日(土)
<温根元チャシ・ハイド> By イーグル
 今日もチシマシギを探しに、温根元チャシ・ハイドへ足を運びました。
岩の上に残り少なくなってきたオオワシがとまっており、今日はチシマシギは現れてくれませんでした。ただ、目の前の崖の下から突然10羽のハギマシコの群れが飛び上ってきました。彼らはなんとハイドの屋根にとまりカサカサと歩く音を立て始めました。あまりに突然の事でした。しばらくすると、彼らは安全を確認したのか、目の前の茎や地面に降りたりしていました。
 正に「ハイド効果」全開。全然こちらを意識して居ない様子です。
 ハイドに入っているだけで、わずか3mに至近距離でハギマシコをじっくり観察・撮影することが出来ました。
≪確認種≫
ハギマシコ(10)
クロガモ
シノリガモ
コオリガモ
ヒメウ
ウミアイサ


背景はチシマシギ納沙布岬ハイド岩礁。北方領土の国後島はその後ろ。「北の海とハギマシコ」

落石ネイチャークルーズ304,977

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2014年3月9日(日)
<落石ネイチャークルーズAM便> By イーグル
久々に運航することが出来ました。南からの風があり、折り返し後向かい風となったため後半が厳しいクルーズとなりました。
七つ岩からユルリ・モユルリ島の間の海域まで、途切れなくコウミスズメが浮いていました。その数数百羽。船が近づくと次々と飛び上ります。ウミスズメの半分しかない小さな体で強風に立ち向かう様。本当に健気です。
今日もウミバトは6羽も出ました。雨覆いに白い斑のある個体も1羽出ました。
風はまだまだ冷たいですが、3月に入り日差しが強くなってきました。もう、春はすぐそこまでやって来ているのかもしれませんね。
≪確認種≫
オジロワシ(2)
オオワシ(1)
アカエリカイツブリ(3)
ヒメウ
チシマウガラス(f1)
オオハクチョウ(1)
シノリガモ
キンクロハジロ
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(f4)
ホオジロガモ
コオリガモ
ウミアイサ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ウミバト(6)  *snowi 5, other 1
コウミスズメ(500+)

チシマ型ウミバト(冬羽)

ウミバト チシマ型 翼下面は不明瞭な白線

ウミバトチシマ型 冬羽  雨覆い納沙布岬ハイド白斑はない。

雨覆いの白斑の名残。

チシマ型ではない。

雨覆いの白斑あり。翼下面一様に黒。ウミバト・アリューシャン型

いつものことながら、シカの多さに驚かされる。(浜松フットパス付近)

松とオジロワシ。



ウミバトチシマ型

ウミバト(チシマ型)とケイマフリ(右)

2014.3.11 根室半島ガイドにて305553

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2014.3.11  Ken's Inn
今日は朝方から強風と雪
まずは市民の森ハイド
駐車場に車を置きラッセルしながら森の中へ向かう
しばらくぶりの「市民の森ハイド」、エサ台には何もないのにシジュウカラやハシブトガラが集まってきて、ヒマワリの種を催促するかのように手の届きそうなところまでやってくる
激しく雪が降りしきる中、小鳥たちの生きるたくましさを感じさせられた。
 

市民の森ハイド
1シジュウカラ
2ハシブトガラ
3ゴジュウカラ
4ミヤマカケス
5ハシブトガラス

ブレーキランプが切れていたので急きょ修理屋さんで直してもらい


春国岱ネイチャーセンターエサ台
1シジュウカラ
2ハシブトガラ
3ゴジュウカラ
4アカゲラ5
5オオアカゲラ
6スズメ
7トビ飛翔
8オジロワシ飛翔

道の駅で昼食とお買いもの

花咲港
1オジロワシ
2オオワシ
3ハシブトガラス
4ハシボソガラス
5オオセグロカモメ
6ワシカモメ
7シロカモメ
8スズガモ
9クロガモ
10シノリガモ
11コオリガモ
12ホオジロガモ
13ヒドリガモ
14ヒメウ
15ビロードキンクロ
17アビ
18ウミアイサ
マイナス10m岸壁でアビ間近大盛り上がり。
この勢いで温根元ハイドへ直行

温根元ハイドへ向かう途中ブリザードで視界不良、これではさすがに行っても無駄かと
半信半疑ゆっくり車を走らせて現地へついてみたら風は強いものの視界良好
つい、欲を出してしまいチシマシギを狙ってみました。
結果は・・・、  ふられました。

やはりここもラッセルしてハイドにたどり着くとなんと20羽ほどのハギマシコ
ハイドの床下に隠れていたようで、我々の様子に気づき海上へと飛びました。

エサ台に野鳥の撒き餌を
おいてきたのできっと明日も来ているでしょう。

温根元ハイド
1ハギマシコ20
2オジロワシ
3ワシカモメ
4ハシボソカラス
5ホオジロガモ
6クロガモ
7シノリガモ
8ウミアイサ
9ヒメウ
ラッコ
ゴマフアザラシ

投稿 高野建治

湾岸低気圧通過306716

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2014年3月15日発達した低気圧の通過に伴い大荒れの根室 Ken's Inn

15日雪も止み半島内でバードウオッチングと思い落石へ向かうものの地吹雪で
通行止め、方向を変え歯舞、納沙布へ向かうもののやはりまだ、除雪が追い付かず通行止め、
花咲港に行ってみた。

やはり除雪はされているもののみなと全体の6割ほどで、作業の邪魔にならない範囲で、
海鳥のチェック、そのあと市民の森ハイドへ行っていましたが、駐車場へ入れず車1台分
除雪してスノーシューを使いハイドにたどり着きました。
ハイドで2時間弱ことりたちを観て、道路情報を確認して温根元ハイドへ行き
ここでもスノーシューを使いチシマシギチェック、流氷の間に少しに空いている海面に
クロガモ・ウミアイサ・ホオジロガモ・シノリガモがぎゅうっと入り込んでいました。

ハイドの前のエサ台にヒマワリの種と野鳥のまき餌をいれて知床連山や国後島を眺めていたら、
ハイドの屋根から変な音を感じなんだろう・・・、なんと10分もしないうちにハギマシコが目の前に来ていました。15羽ほどが2mという距離で流氷の海と知床の山・北方領土を背景に楽しむ事が出来ました。
今回もチシマシギには会えませんでしたが温根元ハイドの新しい楽しみを発見いたしました。















お知らせ308,162

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2014年3月20日(木)
<ブログ休止のお知らせ> By イーグル
2010年4月の道東根室市への移住以来、粉骨砕身、野鳥観光の推進に取り組んで参りましたが、今般思うところあり、来る4月中旬まで本ブログを休止することと致します。

根室公園310,076

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2014年3月31日(月)
<根室公園のイスカ>  By イーグル
本日より再びブログを再開させていただきます。今後ともよろしくお願い致します。

 今朝も根室市は雪模様。まだまだ本格的な春は遠いようです。
先週から根室市内の根室警察署横の「根室公園」周辺に8羽程度のイスカが滞在中です。
民家のエサ台がお目当ての様で、♂♀半々くらいの8羽程度の群れが木々の枝にとまっているのを見ることが出来ます。彼らはどうも明治公園との間を行き来しているようですが、明治公園の方は除雪が追い付かず、公園内の遊歩道は非常に歩きづらい状況になっております。(遊歩道そのものがまだ雪に埋まっています)
 尚、根室公園は町のど真ん中にある小さな公園です。駐車場もございません。また、お寺にも隣接しております。観察に訪れる方は、くれぐれも周辺住民の方々やお寺の仏事などに配慮の上、静かに観察なさるよう願い致します。




どうも

浦幌のガン

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2014年3月31日(月)
<十勝浦幌のガン>  By イーグル
昨日、週末を利用し浦幌町に行って来ました。
1年ぶりの訪問でしたが、今年もハクガンが来ていました。数は毎年増えているようです。
また、昨年は見かけなかったシジュウカラガンが大きな群れで滞在しており、思いがけない彼らとの出会いに大変感動いたしました。それにしてもシジュウカラガンが800羽以上(600までは数えましたが後は推定)も居るなんて信じられない光景でした。
また、帰りに立ち寄った「留真温泉」周辺では、番のヤマゲラを間近で観察。
短い滞在でしたが、盛りだくさんの鳥果に大満足の1日でした。
≪確認種≫
シジュウカラガン(800+)
ハクガン(90+)
ヒシクイ(400+?)
マガン(600+?)
オオハクチョウ(100+)
タンチョウ(6+)
アトリ(1)
アオサギ
トビ
ノスリ
ウミウ
ミコアイサ(♂2♀2)
カワアイサ
オナガガモ
ヒドリガモ
コガモ
マガモ
スズメ
シジュウカラ
アカゲラ
コゲラ
ハシブトガラス
ハシボソガラス

*ヤマゲラ(♂1♀1) *留真温泉周辺

**写真はすべて道路上から、Canon PowerShot SX50HSで撮影。数百メーターの距離がありましたので、三脚も使用しました。
















明治公園(根室市)310,335

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2014年4月1日(火)
<根室市明治公園> By イーグル
明治公園に行きましたが、降り積もった雪の除雪が追いついていない様子で、遊歩道が雪に埋まっていました。それでも、雪の中をつぼあしで進んでゆくと、ミヤマカケス(5)が人気のない池の周りを我が物顔で占領しているのがほほえましかった。
根室の春はまだ少し先の様です。


4月とは思えない積雪量です。

温根元チャシ・ハイド+納沙布岬ハイド310,594

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2014年4月2日(水)  快晴・+2℃・無風。  By イーグル
<温根元チャシ・ハイド>
**ハイドからハギマシコが間近で観察出来ました。まだ、13羽残っています。
ウミウ
ヒメウ
クロガモ
ホオジロガモ
コオリガモ
シノリガモ(200+)
ウミアイサ
オオセグロカモメ
セグロカモメ
ウミネコ
ワシカモメ
シロカモメ
アカエリカイツブリ
オオワシ(1)
ハギマシコ(13)  

<納沙布岬ハイド>
ケイマフリ(50+)
ウトウ(10+)
ウミバト(4) *kaiuruka(w)1, kaiuruka(s)1, snowi(s)1, snowi(m)1
アカエリカイツブリ
クロガモ
コオリガモ
シノリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
ヒメウ
ウミウ
オオワシ(1)
オジロワシ(1)
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
ウミネコ
ミツユビカモメ(1)
**やはりウミバトはケイマフリの近似種なのか? 冬羽→夏羽の換羽スピードには大きな個体差がある。

温根元チャシ・ハイドへのアプローチ。

温根元チャシ・ハイド。背景はチシマシギ納沙布岬ハイド岩。その後ろは北方領土国後島の羅臼山。

ハギマシコ

ハギマシコ

ハギマシコ

ハギマシコ

ハギマシコ


チシマシギの岩。まだオオワシが残っています。

シノリガモとウミバト(アリューシャン型=翼下面は一様に暗色でした)の冬羽。

ウミバト(チシマ型 夏羽)距離500m
 

納沙布岬ハイド310,800

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2014年4月3日(木)
<納沙布岬ハイド> By イーグル
午前中にチリ地震の津波の影響を見極め、安全性を確認の上、今日も納沙布岬ハイドからの観察に励みました。南風の影響があり、少し霧が出ていましたが、観察にはほとんど支障はありませんでした。今日は、ウミバトのオンパレード。短い時間の間に、8個体も確認出来ました。ほとんどが雨覆いに白斑がほとんど見られない「チシマ型」(snowi)なのが根室の海の特徴です。
距離は500m以上ありました。
また、いよいよウトウのシーズン到来です。最盛期には3000羽以上のウトウが海を埋め尽くすことがあります。今日は沖合を50羽程度の群れが沢山飛んでいました。中にはハイドからかなり近い所まで来る個体もおりました。
≪確認種≫
ヒメウ
ウミウ
クロガモ
シノリガモ *非常に多い。300+?
コオリガモ *まだ非繁殖羽のままでした。
ウミアイサ
ホオジロガモ
アカエリカイツブリ
ウトウ
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(2) *すっかり繁殖羽
ウミガラス(1) *綺麗な非繁殖羽
ウミバト(8) *チシマ型(中間羽)6、チシマ型(繁殖羽)1、アリューシャン型?(非繁殖羽)1
ウミネコ(5)  *すこしづつ増えてきました。
オオセグロカモメ
シロカモメ
ワシカモメ
オジロワシ(3) *ハイド外の電柱
オオワシ(1) *海上を飛翔
トビ
ノスリ(1) *ハイド外の電線。


ウミバト 600m

ウミバト

ウミバト 500m

ウトウの群れ 1,000m




キレンジャク311,585

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2014年4月6日(日)
<根室・温根元漁港周辺>  By イーグル
市民バードウォッチャーの方から情報提供がありました。
今朝、根室半島先端部(オホーツク海側)にある温根元漁港近くを走る36号線沿いの
道路際バラ線にキレンジャク(8)がとまっていたそうです。
1月にオープンした「温根元チャシ・ハイド」の近くです。
温根漁港の辺りの36号線沿いは、ハギマシコ・ベニヒワ・レンジャク類が良く現れる場所です。
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