2016年3月3日(木)
<落石ネイチャークルーズPM便> Byイーグル
快晴。気温マイナス2℃。波1.5m。今日は穏やかなまずまずのコンディションでのクルーズでした。今日は英国と豪州から外国人だけのお客様でした。すべて英語でご案内いたしました。
今日のお客様のお一人は、生涯ご覧になっている「種数」が8,400種を超えているという猛者。
プロの野鳥ガイド歴も35年を超えている方でした。
落石NCでガイドしていると、時々、凄い桁違いの世界のバーダーにお会いできますが、今日の方は、その中でも本当に凄い方だと推察いたしました。
年齢はかなり上だと思われますが、揺れる漁船の上での動きは機敏そのもの。海鳥を見つけ、識別する速さも相当なものでした。性格は穏やかそのもの。常に笑顔を絶やさず、私の話にも最後までしっかり耳を傾けてくださいます。好々爺を絵で描いた様な穏やかな英国紳士、というのが第一印象でした。
カメラは小さなコンデジのみで、ほとんど撮影すらしておられませんでした・
これぞ真のバーダーという風格を感じました。
そのような世界の超ベテラン・バーダーさんのお目当ては、やはり「ケイマフリ」でした。
オオワシに並んで、世界のバーダーの一番のお目当ての道東の鳥はケイマフリなのです。
落石の海では、ほぼ1年中見かける海鳥の代表格ですので、ガイドとしてのプレッシャーはありませんでした。そして、そのケイマフリは、順調そのものという感じで現れてくれました。
件のお客様。最初のケイマフリを見たとき、「ライファーだ!」と叫ばれていました。その様は、老いを全く感じさせない、まるでいたずら坊主のような笑顔。思わずこちらもうれしくなり、ハイタッチで祝福いたしました。ライファーをゲットした時のうれしさ・感動は世界共通のものですね。
この後、思いがけず、番屋岩に15羽程度のハギマシコを発見!
こちらも、ライファーだったとかで、またまたハイタッチとなりました。
漁船から見るハギマシコ。何度見ても、不思議な感じがいたします。
その他、チシマ型ウミバトの説明にも熱心に耳を傾けていただきました。
圧巻は、エトロフウミスズメ! 七つ岩の手前で突然1羽現れました。
今日は8400種越えの世界的バーダーに、ライファーを2種もGETしていただくお手伝いができ、大変満足感の高いガイドとなりました。
操船スタッフの小谷船長、アシストの親父さん、ご協力本当にありがとうございました!!
3月に入り、落石の海は、いよいよ本格的なウミスズメ類の観察シーズンが到来したという感じです。エトロフウミスズメも出始めましたし、コウミスズメはどんどん増え続けております。
冬のウミスズメ類ファンの皆様、落石ネイチャークルーズは「3月上中旬」が本当は1番面白い時期なのですよ。
【確認種】
ハジロカイツブリ(2)
アカエリカイツブリ(1)
ヒメウ
オオハクチョウ(3)
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(6+)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
トビ
オジロワシ(5)
オオワシ(3)
ハヤブサ(1)
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ハギマシコ(15+)
ウミバト(5) *チシマ型3 非チシマ型2
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(20+)
エトロフウミスズメ(1)
コウミスズメ(200+)
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
一番のお目当ての鳥でした。
エトロフウミスズメ
Crested Auklet
船の前に突然現れました。
七つ岩付近。
エトロフウミスズメ
しばらく、船の横でぷかぷか。
観察・撮影し放題の状態になりました。
ウミスズメ
Ancient Murrelet
ウミバト(非チシマ型冬羽)
Pigeon Guillemot
白い体色が海の青さに映えます。
コウミスズメ
Least Auklet
* 数が急増中
少なくとも200羽以上になってきました。(見える範囲だけで)
ユルリ・モユルリ島の周辺にはどこにでもいるという状態です。
番屋岩のオオワシ。
Steller's Sea Eagle
ハギマシコ
Asian Rosy Finch
海の中に浮かぶ「番屋岩」
岩場を好むハギマシコが張り付いているのをよく見かけます。
クルーズの船から見るハギマシコ。何とも不思議な感じがいたします。
ハギマシコ
Asian Rosy Finch
ハヤブサ
Peregrine Falcon
8400種越えの バードウォッチャー。ケイマフリがライファー。
浜松のエゾシカの群れ。
すごい数です。
崖から落ちそうなシカもいる。
<落石ネイチャークルーズPM便> Byイーグル
快晴。気温マイナス2℃。波1.5m。今日は穏やかなまずまずのコンディションでのクルーズでした。今日は英国と豪州から外国人だけのお客様でした。すべて英語でご案内いたしました。
今日のお客様のお一人は、生涯ご覧になっている「種数」が8,400種を超えているという猛者。
プロの野鳥ガイド歴も35年を超えている方でした。
落石NCでガイドしていると、時々、凄い桁違いの世界のバーダーにお会いできますが、今日の方は、その中でも本当に凄い方だと推察いたしました。
年齢はかなり上だと思われますが、揺れる漁船の上での動きは機敏そのもの。海鳥を見つけ、識別する速さも相当なものでした。性格は穏やかそのもの。常に笑顔を絶やさず、私の話にも最後までしっかり耳を傾けてくださいます。好々爺を絵で描いた様な穏やかな英国紳士、というのが第一印象でした。
カメラは小さなコンデジのみで、ほとんど撮影すらしておられませんでした・
これぞ真のバーダーという風格を感じました。
そのような世界の超ベテラン・バーダーさんのお目当ては、やはり「ケイマフリ」でした。
オオワシに並んで、世界のバーダーの一番のお目当ての道東の鳥はケイマフリなのです。
落石の海では、ほぼ1年中見かける海鳥の代表格ですので、ガイドとしてのプレッシャーはありませんでした。そして、そのケイマフリは、順調そのものという感じで現れてくれました。
件のお客様。最初のケイマフリを見たとき、「ライファーだ!」と叫ばれていました。その様は、老いを全く感じさせない、まるでいたずら坊主のような笑顔。思わずこちらもうれしくなり、ハイタッチで祝福いたしました。ライファーをゲットした時のうれしさ・感動は世界共通のものですね。
この後、思いがけず、番屋岩に15羽程度のハギマシコを発見!
こちらも、ライファーだったとかで、またまたハイタッチとなりました。
漁船から見るハギマシコ。何度見ても、不思議な感じがいたします。
その他、チシマ型ウミバトの説明にも熱心に耳を傾けていただきました。
圧巻は、エトロフウミスズメ! 七つ岩の手前で突然1羽現れました。
今日は8400種越えの世界的バーダーに、ライファーを2種もGETしていただくお手伝いができ、大変満足感の高いガイドとなりました。
操船スタッフの小谷船長、アシストの親父さん、ご協力本当にありがとうございました!!
3月に入り、落石の海は、いよいよ本格的なウミスズメ類の観察シーズンが到来したという感じです。エトロフウミスズメも出始めましたし、コウミスズメはどんどん増え続けております。
冬のウミスズメ類ファンの皆様、落石ネイチャークルーズは「3月上中旬」が本当は1番面白い時期なのですよ。
【確認種】
ハジロカイツブリ(2)
アカエリカイツブリ(1)
ヒメウ
オオハクチョウ(3)
スズガモ
クロガモ
ビロードキンクロ(6+)
シノリガモ
コオリガモ
ホオジロガモ
ウミアイサ
トビ
オジロワシ(5)
オオワシ(3)
ハヤブサ(1)
カモメ
オオセグロカモメ
ワシカモメ
シロカモメ
ハギマシコ(15+)
ウミバト(5) *チシマ型3 非チシマ型2
ケイマフリ(50+)
ウミスズメ(20+)
エトロフウミスズメ(1)
コウミスズメ(200+)
ケイマフリ
Spectacled Guillemot
一番のお目当ての鳥でした。
エトロフウミスズメ
Crested Auklet
船の前に突然現れました。
七つ岩付近。
エトロフウミスズメ
しばらく、船の横でぷかぷか。
観察・撮影し放題の状態になりました。
ウミスズメ
Ancient Murrelet
ウミバト(非チシマ型冬羽)
Pigeon Guillemot
白い体色が海の青さに映えます。
コウミスズメ
Least Auklet
* 数が急増中
少なくとも200羽以上になってきました。(見える範囲だけで)
ユルリ・モユルリ島の周辺にはどこにでもいるという状態です。
番屋岩のオオワシ。
Steller's Sea Eagle
ハギマシコ
Asian Rosy Finch
海の中に浮かぶ「番屋岩」
岩場を好むハギマシコが張り付いているのをよく見かけます。
クルーズの船から見るハギマシコ。何とも不思議な感じがいたします。
ハギマシコ
Asian Rosy Finch
ハヤブサ
Peregrine Falcon
8400種越えの バードウォッチャー。ケイマフリがライファー。
浜松のエゾシカの群れ。
すごい数です。
崖から落ちそうなシカもいる。