2016年6月24日(金)
<初めての入島拒否> Byイーグル
環境省との話し合いの後も残っていた問題が、今朝、解決いたしました。
山階鳥類研究所は、環境省からの委託を受け、6月28日から7月2日まで、4泊5日でユルリ島および周辺海域で「鳥類調査」を予定していました。
それに関する、入島の申請を落石漁協が却下いたしました。
理由は、海鳥の繁殖活動や落石ネイチャークルーズ事業の活動に対し、大きな「脅威」を与える調査活動であるにもかかわらず、その必要性・適正な実施方法・ネイチャークルーズ事業への影響の有無などに関し、十分な事前説明や地元関係者とのコミュニケーションが行われていない事が明らかであるためです。。
我々は、4年前から、傍若無人な入島調査に悩まされ続けてきました。
再三の警告にもかかわらず、調査団は毎年、同様の繁殖妨害・営業妨害を続けてきました。毎年、1年という十分なリードタイムがあるにもかかわらず、直前の形式的な申請のみで入島を繰り返してきました。地元説明会なども1度も開かれたことがありません。
今回は、さすがに彼らの上から目線のごり押し調査姿勢に対し、ユルリ島の地主である落石漁協が切れ、「入島調査の拒否」という痛烈なカウンターパンチを食らわせたものです。
これを契機に、環境省・山階鳥類研究所は、事前に地元説明会や丁寧な会議の開催などを通じ、地元と十分なコミュニケーションを構築・維持する努力をすべきだと思います。
ユルリ島の調査を今後も続けたいなら、これらの努力はMUSTだと思います。
我々は、繁殖期にしかできない「調査」が存在することは認めています。調査の必要性を否定したことは1度もありません。
ただ、調査日の設定時期・1日の中での調査時間の工夫・入島期間の長さ・調査員人数の多さ・海鳥をかく乱する小舟で走り回る調査形式・島に宿泊すること自体の必要性の有無・落石ネイチャークルーズ事業との軋轢などなど、様々な疑問を感じています。
許可を得て、調査に入るわけですから、もう少し地元への配慮があってしかるべきだと感じています。
調査する側がそのような努力を怠ったからこそ、今回の「入島拒否」が起こりました。
当然の結果だと思っています。
おそらく、山階鳥類研究所さんが、入島拒否を食らったのは初めての出来事ではないでしょうか? 地元をなめていると、痛烈なシッぺ返しに会うこと。少しはわかっていただけたでしょうか?
また、更には7月4日から5日間、環境省および山階鳥類研究所は、またまたモユルリ島へ立ち入り、海鳥調査を計画している様です。こちらの中止も、地元の強い意向です。
ただ、モユルリ島が国有地(*)であるから、漁協にとやかく言う権利はない、というのが調査団の言い分らしい。 *ユルリ島は落石漁協の100%私有地です。
ずれています。島の所有者がだれか?で入島の判断を決めるのではなく、海鳥や生態系への影響を精査したうえで、慎重に入島許可を出すべきではないでしょうか?
【6月28日から7月2日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
いずれにしましても、6月28日ー7月2日の調査団【環境省・山階鳥類研究所】のユルリ島への入島は阻止できました。
少なくともこの期間は、ユルリ島周辺での海鳥への攪乱はなくなりました。
ご安心ください。
【7月4日から8日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
この期間にモユルリ入島+島周辺への小舟による調査が強行された場合は、7月4日に乗船予定の「アルパイン・トラベル」や「クラブ・ツーリズム」および期間中の個人客の皆さまには、状況次第で、山階鳥類研究所調査団がご迷惑をおかけすることも予想されます。
ご承知のように、ユルリ島・モユルリ島はまさに「一衣帯水」の関係にあります。島内だけの調査ならいざ知らず、調査計画上は、小舟で島周辺を走り回り、チシマウガラスをはじめとするウ類やケイマフリの調査も行う様です。
生態系の専門家なら、2島の密接な関係について知らないはずはありません。確信犯です。
彼らが、モユルリ島の調査を強行した場合は、その証拠を押さえたうえで、地主である国への報告および「今後の調査の差し止め請求」などの行政上や法的な対抗措置なども、静かに粛々と、検討してゆきたいと考えます。
また、乗船客の皆様が受けるかもしれない精神的苦痛に対する慰謝料や、予約の解約による損害賠償請求なども併せて検討してゆきたいと思います。
地元を敵に回した調査は、いずれ破たんしますよ。
山階鳥類研究所さんの賢明かつ勇気ある決断を期待いたします。
<初めての入島拒否> Byイーグル
環境省との話し合いの後も残っていた問題が、今朝、解決いたしました。
山階鳥類研究所は、環境省からの委託を受け、6月28日から7月2日まで、4泊5日でユルリ島および周辺海域で「鳥類調査」を予定していました。
それに関する、入島の申請を落石漁協が却下いたしました。
理由は、海鳥の繁殖活動や落石ネイチャークルーズ事業の活動に対し、大きな「脅威」を与える調査活動であるにもかかわらず、その必要性・適正な実施方法・ネイチャークルーズ事業への影響の有無などに関し、十分な事前説明や地元関係者とのコミュニケーションが行われていない事が明らかであるためです。。
我々は、4年前から、傍若無人な入島調査に悩まされ続けてきました。
再三の警告にもかかわらず、調査団は毎年、同様の繁殖妨害・営業妨害を続けてきました。毎年、1年という十分なリードタイムがあるにもかかわらず、直前の形式的な申請のみで入島を繰り返してきました。地元説明会なども1度も開かれたことがありません。
今回は、さすがに彼らの上から目線のごり押し調査姿勢に対し、ユルリ島の地主である落石漁協が切れ、「入島調査の拒否」という痛烈なカウンターパンチを食らわせたものです。
これを契機に、環境省・山階鳥類研究所は、事前に地元説明会や丁寧な会議の開催などを通じ、地元と十分なコミュニケーションを構築・維持する努力をすべきだと思います。
ユルリ島の調査を今後も続けたいなら、これらの努力はMUSTだと思います。
我々は、繁殖期にしかできない「調査」が存在することは認めています。調査の必要性を否定したことは1度もありません。
ただ、調査日の設定時期・1日の中での調査時間の工夫・入島期間の長さ・調査員人数の多さ・海鳥をかく乱する小舟で走り回る調査形式・島に宿泊すること自体の必要性の有無・落石ネイチャークルーズ事業との軋轢などなど、様々な疑問を感じています。
許可を得て、調査に入るわけですから、もう少し地元への配慮があってしかるべきだと感じています。
調査する側がそのような努力を怠ったからこそ、今回の「入島拒否」が起こりました。
当然の結果だと思っています。
おそらく、山階鳥類研究所さんが、入島拒否を食らったのは初めての出来事ではないでしょうか? 地元をなめていると、痛烈なシッぺ返しに会うこと。少しはわかっていただけたでしょうか?
また、更には7月4日から5日間、環境省および山階鳥類研究所は、またまたモユルリ島へ立ち入り、海鳥調査を計画している様です。こちらの中止も、地元の強い意向です。
ただ、モユルリ島が国有地(*)であるから、漁協にとやかく言う権利はない、というのが調査団の言い分らしい。 *ユルリ島は落石漁協の100%私有地です。
ずれています。島の所有者がだれか?で入島の判断を決めるのではなく、海鳥や生態系への影響を精査したうえで、慎重に入島許可を出すべきではないでしょうか?
【6月28日から7月2日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
いずれにしましても、6月28日ー7月2日の調査団【環境省・山階鳥類研究所】のユルリ島への入島は阻止できました。
少なくともこの期間は、ユルリ島周辺での海鳥への攪乱はなくなりました。
ご安心ください。
【7月4日から8日に落石ネイチャークルーズの予約をされているお客様へ】
この期間にモユルリ入島+島周辺への小舟による調査が強行された場合は、7月4日に乗船予定の「アルパイン・トラベル」や「クラブ・ツーリズム」および期間中の個人客の皆さまには、状況次第で、山階鳥類研究所調査団がご迷惑をおかけすることも予想されます。
ご承知のように、ユルリ島・モユルリ島はまさに「一衣帯水」の関係にあります。島内だけの調査ならいざ知らず、調査計画上は、小舟で島周辺を走り回り、チシマウガラスをはじめとするウ類やケイマフリの調査も行う様です。
生態系の専門家なら、2島の密接な関係について知らないはずはありません。確信犯です。
彼らが、モユルリ島の調査を強行した場合は、その証拠を押さえたうえで、地主である国への報告および「今後の調査の差し止め請求」などの行政上や法的な対抗措置なども、静かに粛々と、検討してゆきたいと考えます。
また、乗船客の皆様が受けるかもしれない精神的苦痛に対する慰謝料や、予約の解約による損害賠償請求なども併せて検討してゆきたいと思います。
地元を敵に回した調査は、いずれ破たんしますよ。
山階鳥類研究所さんの賢明かつ勇気ある決断を期待いたします。